8話 ページ9
『んー・・・なんかよく眠れた』
吸血跡は慣れないけど・・・よし。
(弟者さんのところにでも向かってみよう)
『おはようございま・・・』
弟「あ、A・・・おはよ」
コツコツと靴の音を鳴らしながら、棺に向かっているとその前に弟者さんに会ってしまった。
『お、弟者さん?』
弟「俺、朝弱いんだよね・・・」
『夜行性?ですかね』
弟「かもね、眠たくて眠たくて仕方が無いよ」
私の全身に寄っかかるとスリスリして来る。
協会の窓は全てガムテープかなんかで締め切られ、真っ暗だ。私はというと灯りを持って、出歩くようにしている。
『こんなに暗いのに?』
弟「朝って事には代わりはないからね、よしっ。・・・朝ごはん作ってくるよ。そこで待ってて」
『はぁ。って私も手伝います!』
弟「Aちゃん料理した事ないでしょ・・・?」
ギクッ
『い、いやぁ・・・その。ってなんで知ってるんですか!?』
弟「ふ、勘だよ」
弟者さんはにっこりと笑うとそこで待っててよ。と言われすぐそばの高そうな椅子に座った。
(あの人も笑うんだ・・・)
惹かれた瞬間だった。
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みよん - 美沙さん» 続き楽しみにしてます(^^) (2019年9月11日 21時) (レス) id: d5e35b6f92 (このIDを非表示/違反報告)
美沙(プロフ) - 桜舞水さん» ありがとうございます!!これからも頑張ります。 (2019年7月23日 1時) (レス) id: f861e836fe (このIDを非表示/違反報告)
桜舞水(プロフ) - 最高っす!!! (2019年7月23日 1時) (レス) id: a7fe36ece4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みぃ | 作者ホームページ:(ヾノ´°ω°)ナイナイ
作成日時:2019年7月12日 23時