吸血鬼様は人間を激愛する。【2BRO.】 (ページ6)

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5話ページ6

『ん、･･････！？』

目を開けると、私は何故か一室のソファに座っていた。
横にはあの棺で見た吸血鬼様。

『ばっ！？きゅ、吸血鬼様！』

？「えっ！？」

『本当に吸血鬼･･！』

？「やっぱりバレた････かぁ。」

土下座する私に苦笑いを浮かべる吸血鬼様。
すると口を開く。
八重歯が生えていて優しそうな吸血鬼。

？「で、お嬢さんは何でここにいるの？」

『吸血鬼様を探していたらこんな場所にさまよっちゃって、協会のようなところに足を踏み入れて棺を開けたら貴方が！』

？「吸血鬼･･･様？」

『私吸血鬼ファンなんですよ！好きなんです！』

？「はぁ。つっこむ前にその前に自己紹介をしようかな、俺は弟者。お嬢さんの言う通り吸血鬼さんだよ」

『私は雫Aです！吸血鬼ファンで血を吸われたいがために此処に来ました！』

Aちゃんね、宜しく。と握手した。
やっぱり私は変なのだろうか？？

弟「Aちゃんところで･･･なんで血吸われたいの･･･？」

『憧れなんですよっ！憧れ！首からカブっと！』

弟「あはは･･･やっぱり変わってるねAちゃん。でも俺が味を覚えたら君しか美味しくなくなっちゃう･･････それでもいいの？」

『･･･いいですっいいですっ！』

ぶんぶんと頷くと弟者様は距離を縮め私の首筋に歯を立てた。