26話 ページ27
『あ、私・・・』
眠っちゃってた。
キョロキョロと辺りを見回すと弟者さんの姿は無かった。
もう夜だ。
弟「あっ、起きた?」
『うわっ!?びっくりしました』
弟「あはは、ごめん。ご飯出来たから食べないー?」
『はいっ!』
はいどーぞ。と差し出されたのは人間界の鮭だった。
しかもさらに出されていて焼いたやつ。
『え、』
弟「驚いた?依頼料で貰ったんだこれ」
『依頼料なんて貰ってるんですね!?』
弟「Aちゃん興味の持ち方が変だけど!?」
ガタッと机を揺らしながら興味本位で弟者さんの顔に近づく。
弟「そうそう、まぁお金は貰ってるけど。ふつーには生きてけないじゃん?」
『そうですね!って弟者さん!?骨あるから気をつけてくださいよ?』
弟「え?これ骨あるんだ・・・」
『ありますって!魚ですからね!』
弟「それ理由になってないよね・・・まぁ君が美味しいって思ったならいいんだけどさ!」
パクッと1口サイズで食べるところを阻止した。
吸血鬼でも知らないことは沢山ありそう。
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みよん - 美沙さん» 続き楽しみにしてます(^^) (2019年9月11日 21時) (レス) id: d5e35b6f92 (このIDを非表示/違反報告)
美沙(プロフ) - 桜舞水さん» ありがとうございます!!これからも頑張ります。 (2019年7月23日 1時) (レス) id: f861e836fe (このIDを非表示/違反報告)
桜舞水(プロフ) - 最高っす!!! (2019年7月23日 1時) (レス) id: a7fe36ece4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みぃ | 作者ホームページ:(ヾノ´°ω°)ナイナイ
作成日時:2019年7月12日 23時