小悪魔あの子を落とすには arcn

Story＿18 ページ18

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有岡side☆







次の日になり、学校に行くと伊野ちゃんが机に顔を預けて眠っていた


前の俺は遅刻常習犯で、毎日毎日チャイムがなった後に登校してきていたけど


今じゃなぜか、朝早く起きれるし、家にいても暇だから早めに登校していた


伊野ちゃんはいつも早くて、外を見ながらボーッしていることが多いけど


今日は眠いのか、ぐっすり寝ている


寝てるから、起こしたら可哀想かなと思って起こさなかったら担任の教師が来るまでずっと伊野ちゃんは眠っていた



朝のHRが終わって、少しの休み時間になった



大貴「伊野ちゃんどうしたの？ずっと寝てたけど」


慧「それがさぁー、」


大貴「なに？珍しいなー」


慧「大ちゃんはさ、あの子の事、どう思ってる？」


大貴「…あの子？、、知念侑李のこと？」




そんなの、悪魔で誰にでも手を出しているビッチで先輩に対して言葉を選ばない生意気後輩



慧「悪魔で先輩を馬鹿にする生意気な子だって思ってる？」



なーんだ、伊野ちゃんわかってんじゃん。



大貴「そうだよ。」


慧「知念くんもさ、いろいろとあるんだと思うよ」


大貴「伊野ちゃんなんでアイツのこと庇うような事言ってんの？」


俺は気になってた

昨日、なんとなく伊野ちゃんの雰囲気がいつもと違うなって思った時。

俺の話も聞き流してるような感じで、返事も曖昧

何を考えていたんだろうって



慧「俺さ、……」



それが、昨日感じた違和感


俺の、皆の天使な伊野ちゃん

純粋な綺麗な伊野ちゃん


そう思っていたのに

天使は悪魔の餌食になった。





慧「俺昨日、知念くんと身体重ねたんだよね」





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