GENEMyGirl

分からない（玲於 side） ページ49

ー作者ー
話が急展開ですみません…笑








じっ、と見つめられ
やっと口を開いたかと思ったら






愛「二人、付き合ってるんでしょ？」



それかよ、はぁ…



やっぱバレてたか


玲「…はい。いけませんか？俺は本気で好きです。」



真っ直ぐな目で見つめる




愛「まぁ、私の入る隙はなさそうね、でも…」




え？どういうことか全く意味がわからない



急に言われて俺の頭じゃついていけねぇ





愛「私から、ひとつ忠告させてもらう。」



ゴクリ…

汗でいっぱいの手をギュッと握りしめた


ついていけないけど

重要な話だってことは…分かった。




玲「なんですか」




愛「私はこのまま付き合っててもいいことなんてないと思う」







玲「…は？」






俺は本気で…





愛「余計なお世話かもしれないけど…交際公開したら貴方はいいかもしれないけどあの子は唯一の女の子。バッシングくるのも当たり前よ、GENERATIONSの名に一気に傷がつくのも時間の問題。あの子の心にも。それに外でデートしたらいつどこでカメラが回ってるか分からない。…最後に、つねに貴方達は芸能人、だということを忘れないで。私には今の貴方達にこの困難が乗り越えられるとは思えないから言っとくわ」







気付かされた





俺は…何も考えてなかった





Aが好き。
それだけでAを傷つけてしまうこともあるんだ


自分の考えの甘さに腹が立つ。





俺はただ…ただAが好きなんだよ！
どうしてこうも邪魔なものが出てくるんだ





どうしたらいいのか

今の俺には…悔しいほど、わからない







色んなものが邪魔して前に進めない…。









だけど…だけど！Aだけは守りたいんだ

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