〈◇〉ダイヤのおとぎ話＊2

アラジン1＊轟雷市 ページ5

むかーし、むかし、ライチと言うとてもとても貧しい少年がいました。




吉川「あ、あの!あなた、貧しいですよね!!」




雷市「え、貧しいデスケド。」




吉川「ですよね!じゃあ、この魔法のランプあげます!!」




渡されたのはランプでした。ライチはランプを持ち帰りました。




雷市「ただいまー!なんか変なもん貰ったぜ!」




雷蔵「あ?売っちまえよ。んなもん」




雷市「嫌だっ!!!」




ライチはランプを持って部屋にこもりました。




雷市「魔法って言ったけど、どうするんだ?」




ライチは使い方が分からずさすってみました。


すると、白い雲が出てきました。




雷市「うわっ!?なんだ?」




真田「よっ!!俺はランプの魔人のサナーダだぜ!」




変な魔人が出てきました。




真田「え、んだよ。その顔。」




雷市「あ、いや...」




真田「まっ、何でも叶えてやるぜ!」






ライチは不審に思い追い出すことにしましたが、





真田「お、ちょっ待てって!!お前、トンカツ食べるか?」




トンカツに乗せられてしまいました。




真田「よし。なんか言ってみろ!叶えるから!」




雷市「そうだな...うまいご飯を食いたい!!」




ライチがそう言うと「ボンッ」と音がしました。




雷市「え、え?...わっ!!肉!?」




真田「おう。これで信じただろ?」




雷市「おう!!」




ライチはあっさり信じてしまいました。

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