〈◇〉ダイヤのおとぎ話

ももたろう1＊小湊亮介 ページ8

むかーし、むかし、ある所に哲おじいさんと純おばあさんが住んでいました。



哲おじいさんは山へしば刈りにと思ったら、



純おばあさんと一緒に川へ洗濯に行きました。



2人が川で洗濯をしていると大きな桃が流れてきました。





伊佐敷「おい、哲!!見ろよ!!」





純おばあさんは哲おじいさんに言いました。





結城「あぁ、桃だな。」





伊佐敷「家に持って帰ろうぜ!!」




結城「いや...毒入りかもしれない。」





哲おじいさんは桃を持って帰るのを嫌がりました。




伊佐敷「んだよ。持って帰ろうぜ。なぁ?」




結城「...うむ。わかった。」






哲おじいさんはしぶしぶ持って帰ることにしました。


家に帰り、純おばあさんがその桃に切りかかりました。



すると、桃から大きな赤ん坊が出てきたのです。





伊佐敷「はぁぁぁぁ!?」





結城「む?」





2人は驚きました。がそれは一瞬で名前を考え始めました。





伊佐敷「名前、どうする?」





結城「うむ、桃から生まれたから、A太郎というのはどうだろうか?」





伊佐敷「桃、関係ねーだろ!!!

つーか、コイツ、女だろ!!!」





まぁ、そんな感じで名前は決まりました。


A太郎はあっと言う間に大きくなり、立派な優しい女の子になりました。

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