〈◇〉ダイヤのおとぎ話

おやゆび姫のその後1＊小湊春市 ページ43

※この話はおやゆび姫のその後の話です。





ツバメとA姫は暖かい国にたどり着きました。




A「わぁ〜ここはツバメの国なの?」




沢村「おう!ここには春っち王子がいるんだぜ!」





A「春っち王子?どんな人?」




とA姫が言うとツバメはお城に連れていってくれました。




A「うちのお城より小さい?」




それもそのはず、ここは花の妖精、小人の世界なのです。


なので人間の大きさに合わせて作られたお城より小さいのです。




沢村「あ!!春っち王子ー!!!」




春市「栄純くん!と誰?」




A「は、はじめまして!Aといいます!!」




A姫は恥ずかしくなりツバメの後ろに隠れました。



春市「ふふっ はじめまして。春市です!」




春市王子はニコッと笑いました。




沢村「あー!俺、仕事が...でも、遊びてー!!」




春市「いや、仕事行きなよ。Aちゃんは僕が見とくからさ。」





沢村「わかった!仕事終わったらまた来るからな!!」




そう言ってツバメは飛んで行った。

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