検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:38,046 hit

7 ページ8

コ「Aさんはここら辺に住んでいるの?」


はい来た質問コーナー


『まあね』


コ「なんのお仕事してるのー?」


『花屋』


コ「…Aさんってなんさ『坊や。女性に年齢を聞くのは失礼だということを覚えておいた方がいいよ』


無表情で淡々と答える私を梓ちゃんはハラハラしながら見ている


安室さんは……一瞬の隙もなく私を観察してるね。全然私の前から動かねぇな


仕事しなさい貴方達


『あ、美味しい』


安「本当ですか!」


溜息をつきながらハムサンドを一口食べた


いや、ほんとにすごい美味しいな


『味噌に…オリーブオイルか。成程』


安「!」


梓「すごい!正解ですよ!」


あ、隠し味だったかな…言わなきゃ良かった


コ「舌が肥えてるんだね」


『まあ、ちょっとね』


さっさと食べて帰ろう…


ぶっちゃけコナン君は分かりやすい。何を考えているのかも子供ぶっていることも


だけど…


安「?、どうかしました?」


『……いえ』


読めない


上手過ぎる作り笑顔、何を考えているのか全く分からない


この人の事は劇場版でしか見たことないんだよな…


確か…本名は降谷零。トリプルフェイスだったかなんかで、本当は警察なんだよね


『ご馳走様です』


梓「お粗末様です!あの、よかったらまた来てください!」


『えぇ、また来ますよ』


安室さんとコナン君のいない時にね


コ「あ、Aお姉さん!服にごみがついてるよ!」


そういってコナン君は私の服の袖に触れた


『……あぁ、ありがとね。坊や』


***


…さて、どうしたものか


服の袖につけられたシール型発信機を見ながら私は溜息をついた


できればすぐにでも壊したいところだけど、ものすごく怪しまれるだろうな…かといって付けたまま家に帰ると家バレする


それにこれ盗聴器でもあるんだよね…ほんっっと犯罪だぞコナン君


……こうなったら、残る手は一つしかないか

8→←6



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (73 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
196人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:姫苺 | 作成日時:2021年3月28日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。