＊ 智くんは智くん ページ5
〈和也side〉
「つまり………
心配かけないようにってこと？」
潤くんから一通り聞かされて
翔さんが全てを説明してくれた。
薬の副作用で吐き気が出るようになって
看護師さんも俺たちの手も借りずに
すぐにトイレに行けるように。
これが大野さんが角部屋に移った理由だった。
心配かけまいと俺と潤くんには
本当の理由は伏せられていたっていうけど
なんだか信頼されていないみたいで胸が痛んだ。
「リーダーが杖をついてたのは驚いたけど
それだけもう運動機能の領域も侵されてるってことだよね。」
そうだ。
もう杖なしでは………自力では歩けない。
「そのうち…………」
相葉さんが暗く低い声で切り出した。
「やめてよ……「でも……！」
俺たちの前に立ちはだかったのは翔さん。
「でも、智くんはまだ歩ける。杖は必要だし自力では歩けないかもしれないけど、それでも歩いてる。手も動くし、話せる。なによりも智くんは変わらず智くんだよ。」
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花蓮(プロフ) - Nさん» コメントありがとうございます。Nさんの作品見させていただきました。今後も引き続き覗かせていただきたいと思います。お互い作者としても頑張りましょうね^ ^ (2017年3月25日 17時) (
レス) id: d12f842759 (このIDを非表示/違反報告)
N(プロフ) - 面白くて続きがすごく楽しみです！あ、嵐とは関係ありませんけど是非、私の作品もお願いします。駄作ですけど、良ければ。 (2017年3月18日 22時) (レス) id: 9d2fff06b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花蓮 | 作成日時：2017年2月1日 22時
