＊ 帰るよ ページ25
〈潤side〉
『早くリーダーのところに帰ろう。』
いや、”帰ろう”ではなく
”帰りたい”だったのかもしれない。
相葉くんと合流すると頬にはやっぱり
涙の跡がくっきりついていて
やっぱりというのも
その涙のわけはきっと4人共みんな同じだから。
しっかりメイクしてもらって、
カメラに向かって美味いとコメントをして、
カットがかかるとみんな同時に控え室に
駆け出した。
荷物をまとめて、空港へ向かう。
最終便に間に合うかもしれない。
そんな淡い期待を持ちながら全力で空港の
ロビーを走る。
『本日は………航空をご利用いただき誠にありがとうございます。』
アナウンスの声が降り注ぐ中
なんとかゲートにたどり着いた。
はぁはぁと息を切らしていると
「あ！お土産…………」
翔ちゃんがリーダーへのお土産を気にしたけど
もう、離陸時間になる。
後ろ髪を引かれる思いだったが
お土産は諦めて俺たちは無事に離陸した。
待ってて、リーダー。
今帰るからね。
飛行機の窓ガラスに当たる雨を
見つめてそう心の中で言った。
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花蓮(プロフ) - Nさん» コメントありがとうございます。Nさんの作品見させていただきました。今後も引き続き覗かせていただきたいと思います。お互い作者としても頑張りましょうね^ ^ (2017年3月25日 17時) (
レス) id: d12f842759 (このIDを非表示/違反報告)
N(プロフ) - 面白くて続きがすごく楽しみです！あ、嵐とは関係ありませんけど是非、私の作品もお願いします。駄作ですけど、良ければ。 (2017年3月18日 22時) (レス) id: 9d2fff06b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花蓮 | 作成日時：2017年2月1日 22時
