にのちゃんの胃腸炎 (ページ6)

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和也サイド

夜中に吐き気がして目が覚めた。

ぱっと見ると俺のベッドに伏せて寝てる大野さん。

起こさないようにそっと部屋を出て、壁を伝いながらトイレに向かう。

和「……っ……うぅ……」

やばいやばい、気持ち悪くなってきた。

1度止まって落ち着くのを待つ。

目を瞑って耐えてたら、気持ち悪さにプラスで
クラクラしてきて…

立ってられなくて壁にもたれた。

和「…っ……ﾊｱﾊｱ……」

しばらくそこにいると大野さんが来てくれた。

智「…にの!!おい、大丈夫か？」

和「んー……んー…」

智「どうした？気持ち悪いか？」

和「んっ。」

智「トイレ行こうな。ちょっと立てるか？」

和「んっ。」

返事をするのも辛くて、んっとしか言えてないけど、俺を支えてトイレまで連れていってくれた。

和「おえっ……ﾊｱﾊｱ……ｹﾞﾎｹﾞﾎ……はぁ…」

智「大丈夫かな？戻ろうね。」

和「寝てたのに…ごめ……ね…」

智「そんなこといいから。おやすみね。」

吐いて、くたくたになったからよく寝れたみたい。

次に起きた時はもう朝だった。