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店内に重苦しい雰囲気が漂う中
信介さんはひたすらいなり寿司を食べていた
「ほんで?許嫁ってどういうことか聞かしてもらおうか」
ちゃんとごっくんっと飲み込んでから話すあたり、礼儀正しいと思う
「ああ…あれ俺が勝手に言っただけなんですけどね」
「「はああ!?」」
赤葦京治、お前は何をしたいんだ
と思っていたら何故か2人が急に喋り出した
「でも俺結構昔からAのこと好きでしたし。ぶっちゃけ貴方がAと出会う前から好きでしたよ、だから許嫁って言ってもおかしくないと思うんですけど」
「ほー、でもそれが何になるん?時期の問題やないやろ、大事なのは気持ちや」
「強制結婚みたいなこと言ってましたけど違うんですか?」
「ちゃうわ、俺はAに一目惚れしたんよ、せやから結婚して言うたんや…まあお見合いみたいになってもうたけどな」
ちょ、あの、これはさすがに…
恥ずかしすぎる
「ス、ストップストップ!!」
いやなんで2人とも「ん??」みたいな顔するんですか…
「なんで止めるの、俺はこの人に言いたいことがあるんだけど」
「俺やってこいつに用あるわ」
睨み合わないでください本当に怖いです
「とっ、とりあえず食べ終わったことですしお店出ましょう?」
ねっ、ねっ?と促して無理やりお店を出る
すると信介さんが後ろに振り返った
そして京治と向き合う
「俺らはこのままホテル行くんで着いて来んなや、分かったな?」
「え、ホテルってまさか…」
「普通のホテルです!」
何を言い出したのかと思った…
そして信介さんは去り際に付け加えて言った
「あとAの許嫁なんてアホなこと言わん方がええで、なんてったって…」
「?」
「俺の、嫁やからな」
そう言われて京治は真顔のまま納得したように去っていった
あ、もちろんお礼と謝罪はしておきましたよ
振り回してごめんなさいって
でも!でもでも!
信介さん!かっこいいいいいい!!
うわもう好き、そのお顔、端正なお顔が少し乱れてるのも凄く好きです
…また気持ち悪い人になってしまった
部屋に着いたらいっぱい伝えよう
信介さんの好きなところ、ひとつずつ
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とっと - うはぁぁ!北さんがあざとすぎる、北さんをカッコ可愛くし過ぎ罪で、ましろさんを逮捕します!!!へっへっへ 北さんはいただくぜ (2019年4月11日 22時) (レス) id: f0db948643 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - わ〜!ありがとうございます!更新頑張ります!! (2018年9月18日 22時) (レス) id: ebaf14928f (このIDを非表示/違反報告)
おしょうゆ - んんんん続きが欲しい!!読みたい!!楽しみにしてます! (2018年9月7日 20時) (レス) id: a5fb1075f4 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - そう言ってくださると嬉しいです。励みになります!更新頑張ります! (2018年5月8日 22時) (レス) id: ebaf14928f (このIDを非表示/違反報告)
りんね - ずっとニヤニヤしっぱな私が・・・。更新頑張ってください! (2018年5月4日 19時) (レス) id: 8968c8336d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ましろ | 作成日時:2018年4月4日 12時