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天気予報では雨だったけど、そんなことはなかった
「東京じょーりく!あ!信介さん見てください東京タワーですよあれ!!」
バシバシと肩を叩くと無言になる信介さん
あ、やばい
ハイテンションになると周りが見えない癖が出ちゃった…
恐る恐る信介さんを見ると目をキラキラして「東京や…!」と言っていた
か、か、かわいいいいい!←
「んふふ、信介さん行きましょう」
気持ち悪い笑い方をした私の手を取って歩き出した信介さん
ごめんなさいねこんな気持ち悪いのが嫁で…(自覚あり)
東京駅に着いたものの、どこに何があるのかさっぱりわからない
「お前来たことある言うてなかったか?」
「あ、はい、そうなんですけれども…あいつがいればなあ…(ぼそっ」
前は親の知り合いがいたから都会で迷子になれずに済んだのですが…私1人では無力なんですよね、と付け加えると笑われた
「そいつがおれば楽しめるんやろ?呼べばええやん」
「え、いいんですか?じゃあ呼びますね!」
何回か電話したあとこっちに来れると言われたので、あとで合流することになった
ていうか新婚旅行ですよ?
新婚旅行に男がいていいんですかね??
今思えばあんな余計なこと言わなければ良かったなあ…なんて
「お待たせ、久しぶりだねA」
そして助っ人が来てくれた
「京治久しぶり、また背高くなった?」
「そうかな?分かんないな…でもAは」
「?」
「前より綺麗になったね」
お世辞と分かってはいるけど照れるのでやめてもらませんかね
すると急に言葉を発する信介さん
「え、知り合いって男だったん?俺てっきり女かと思ってたんやけど…ていうか知り合い言うてたけど随分仲よさそうやん、まさか前付き合ってたり…「それはないです!」…そうか」
「私と京治はただの知り合いです」
「A、この人誰?」
そう言って信介さんを指差す京治
人を指差すのはやめようね
「北 信介さんだよ、ええっと…」
結婚しましたって言うのなんか恥ずかしいな…と思っていたら
「こいつは北 A、俺の嫁や」
「嫁…?」
「俺は北 信介、Aと結婚したばかりで東京に来た目的は新婚旅行や、ええな?」
…と信介さんが全部言ってくれた、頼もしい…!
京治は驚いたあと自分のことを話した、のだが…
「俺は赤葦 京治です、そしてAの許嫁です」
「え、ちょ、ええええ!?」
「許嫁…やと?」
聞いてないんですけど!?どういうこと!??
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とっと - うはぁぁ!北さんがあざとすぎる、北さんをカッコ可愛くし過ぎ罪で、ましろさんを逮捕します!!!へっへっへ 北さんはいただくぜ (2019年4月11日 22時) (レス) id: f0db948643 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - わ〜!ありがとうございます!更新頑張ります!! (2018年9月18日 22時) (レス) id: ebaf14928f (このIDを非表示/違反報告)
おしょうゆ - んんんん続きが欲しい!!読みたい!!楽しみにしてます! (2018年9月7日 20時) (レス) id: a5fb1075f4 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - そう言ってくださると嬉しいです。励みになります!更新頑張ります! (2018年5月8日 22時) (レス) id: ebaf14928f (このIDを非表示/違反報告)
りんね - ずっとニヤニヤしっぱな私が・・・。更新頑張ってください! (2018年5月4日 19時) (レス) id: 8968c8336d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ましろ | 作成日時:2018年4月4日 12時