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食べられなくて済んだみたい ページ7

ーー

扉が開かれた。

すると男は俺の方を二秒間くらい見つめた後、
俺を抱き抱えて歩き始めた。

「..A..君の事を最初から見た時から..ほかの子達とは違うにおいがしてな..」

え?
いきなりなんの話?
俺なんかしたっけ?

と、考えていると俺はテーブルの上に置かれた。

「ずっと..」

ずっと..なんだよ?

ふと周りを見てみると、子供達がいっぱいいたはずなのにこの部屋は全く人がいなく、思い出したが鍵も閉めていた。

それにこの男の目。

なにか美味しそうなものを見る目をしている。



まてよ..ここが本当に..東京喰種の世界なら

まさか..

「味見したいと思っていたんだよ..」

こいつはっ!

「さぁ、私はもう待ちきれなくてね..」

喰種だ!



やばい..

どうにかして逃げないと

どうする。どうする。どうする。どうする。
どうする。っ!

考えろ!

「さて、どう喰べようか。」

ここから!逃げ出す方法を!

俺は赤ん坊!
そして、部屋は鍵が閉まってる!
助けも呼べない!








..あれ?





無理じゃね?

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作者名:テルテル | 作成日時:2018年11月30日 20時

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