正真正銘のお姫様と王子様【岩田剛典】

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貴女side


LDHのみんなは小さい頃から厳しく教育を受けてきたから、

一般の授業みたいのは受けない。



ピアノとか、お華とかお嬢様として


恥ずかしくない知識を身につける。




剛典はダンスとかやってて、


踊ってる剛典はピカイチでかっこいい。




一般の校舎の隣に建てられたLDH専用の校舎。



中にはいろいろな施設が整備されていて、



“一般人には届かない”



そんな意味も込められ





“Stern Zimmer”





と名ずけられた。





日本語で“星の部屋”という意味だ。







そこの中の


“Blume”



という部屋で会議が行われる。



どれもドイツ語なんだけど、




“Blume”は“花”って意味。





Blumeには真ん中に大きなソファーがあって、


部屋の奥にbarカウンターがあって、





少しだけ死角になってる所にキングサイズのベッドがある。






みんながよく集まるのもこの部屋。




因みに今日は入学式。




一年生の中からLDHメンバーを決めるために集められた。



剛典と部屋に行くともう既にみんな集まっていた。



貴剛「「おはよー。」」



いつもの定位置のソファーの真ん中に2人で座る。




萩「おはよ。

よく、毎日毎日そんなに

イチャイチャしてられるね〜。」




剛「萩花、はよ。俺らにはこれが普通なの。

それに、萩花だって臣の隣から離れないじゃん。」




萩「うるさい/////」




そう。萩花は臣と付き合ってるの。



健「ほな、さっさと一年決めるでー！」



みんな「はーい！」





健「まず、LIKIYAは決まりやん。


ELLYの弟やからな〜。他仲いいヤツとかいる？」




涼「俺、北人と仲いいんだけど、


どお？結構オススメ！」




貴「良いじゃん！昔よく遊んだなぁ(笑)」




こんな感じで、臣の推薦で壱馬、

亜嵐の推薦でRIKU、晴美の推薦で乃々華、

萩花の推薦で杏奈、大樹の推薦で樹に決まった。





臣「よし、みんなの前で発表するやつジャンケンで決めるぞー。」





「「ジャンケンポン！」」




はい。見事に、負けました(笑)

一人負けって凄っ！








隆「はい、Aで決定〜♪


と言うことで俺らはここにいるんで、


いってらー。」



そう。ジャンケンで負けた人だけが発表するために入学式に出なければいけない。





仕方なく小さな体育館へ向かう…。

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