正真正銘のお姫様と王子様【岩田剛典】

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貴女side





会場の扉が開き階段を降りていく。






令嬢1「剛典様とA様だわ！




いつ見ても素敵。とてもお似合いよね〜。」







令嬢2「LDHの皆さんは本当、私達の憧れ。




あんなに素敵な人達どこ探してもいないわね。」









子息1「A様って可愛いよな〜。





でも、剛典様には勝てないよ。





本当、欠点が見当たらない。」








私達の噂をしている人ばっか。








健「僕は、この会社の跡取りとなる、



山下健二郎です。






今日はお集まりいただきありがとうございます。






まず皆様に歓迎の舞として




LDH代表によるダンスをご披露します。





短い間ではありますがお楽しみください。」









健ちゃんの挨拶とともに





いい感じの雰囲気の曲が流れ、







臣と萩花が踊る。









緊張するなんて言っといて








堂々と踊ってる二人を見ると尊敬した。








迷惑かけちゃったな…。









お金持ちの世界は






１つのスキャンダルで信用を失う。








信用で成り立ってるこの世界。









スキャンダル１つで人生が変わるんだ。








だからこそ失敗は許されない。









それが私達に生まれ持って与えられた使命なの。









今日のパーティーも卒なく終わる。









…そう思っていた。

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