衝撃 ページ4
遠くの方でたくさんの人が行き交う音がする。
っ…いってーな。
体を動かそうとすると体の節々が痛んだ。
あれ？てことは俺、まだ生きてる？
重い瞼をこじ開けて薄目を開けると、どうやら俺は道端に倒れているらしかった。
首をちょっと動かすとさっき俺が猫を突き飛ばすようにして助けた道路が見えた。
…猫を突き飛ばした勢いで俺も道路を挟んだ向こう側に来たってとこか。
あっ、そうだ。あの猫。あの猫はどうなった。
まだ体は動かせそうにないので目だけで猫を探す。
しかし猫はどこにもいない。
…よかった。動けたんだな。
俺はふっと笑って意識を手放した。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
…ん、なんか冷たい。
パッと目を覚ますと俺は変わらず道端に倒れていた。
自分がどれだけ意識を飛ばしていたのかは分からないけど…
え、普通に考えて大の大人が倒れてるのに救急車とか呼ばれないわけ？え、マジ？
なんだか｢お前なんて別に倒れていてもなんとも思わない｣って言われてるみたいで悔しくなって体を起こした。
まだ少し痛むけどまぁ大丈夫か。
…っていうかそれよりも。
なんでこんなに目線が低いわけ！？
え、俺足無くなった！？
慌てて自分の足を確認すると、俺は衝撃の物を見ることとなった。
｢なにこれ…俺…俺の足…｣
もふもふの毛が生えて。
可愛らしいピンクの肉球があって。
これじゃあまるで、
｢猫じゃんかっ…！！！｣
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なーの。(プロフ) - お節介かもですが、編集画面の各タイトル横の非表示□をチェックすれば、そのお話は公開されませんよ。書きかけの時はそうしてみてはいかがでしょう？読み手としても、完成したものを読み進めたいです。 (2020年6月20日 18時) (
レス) id: 8c30cb015b (このIDを非表示/違反報告)
姫葵(プロフ) - 、さん» すいません！！忘れてました！！ちゃんとオリジナルフラグ外しておきました！ (2020年5月28日 7時) (レス) id: e59531fe43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫葵 | 作成日時：2020年5月27日 21時
