検索窓
今日:1 hit、昨日:10 hit、合計:70,768 hit

おはようからおやすみまで【SC】 ページ9

*


SC side



大所帯のうちには、マンネラインが4人もいる。



1人はスングァン。98年生まれ。


よく怒り、よく泣き、よく笑う感情豊かな弟で、姫ポジなんてファンに言われてるのはよく分からないが、まあ可愛いやつだ。



もう1人はスングァンと同じ98年生まれのボノニ。


一見クールで何考えているか分からないと思われがちだが、中身は案外単純。楽しいことが好きで、口を大きく開けて笑う。少し美的感覚が突出してる平和主義の優しい子だ。ちなみにスングァンの好きな相手。



3人目はディノ。うちでは最年少lineの99年生まれ。


情熱があって、真面目で誠実。ダンスに対する向上心は誰よりも高い。練習生の時から大人びた子。



そして最後の1人が───








「ヒョン、クプスヒョン、起きてください」



SC「ん"ん……A」








体を軽く揺さぶられて重い瞼を3分の1ほど開けると、窓から差し込む朝日を浴び、きらきらと輝くホワイトブロンドの髪に、菫色の瞳が特徴的な美男子、A。



芸名はve-lle。99年生まれ。
ディノより6ヶ月誕生日が遅く、うちのグループで実質マンネな子だ。








SC「朝から眼福だ…」



「?何言ってるんですかヒョン。
それより30分後に出るってマネヒョンが」



SC「あ"ー、じゃあ起きないとな……ん〜〜」



「ちょっとヒョン〜」








分かってるんだけど、体はまだ寝足りないようで思うように動いてくれない。



Aの腹に両腕を回し顔を埋めると、けらけらと笑い声がする。





あ〜、かわい。





雰囲気が、存在が、全てがこいつは可愛いんだ。
マンネっていう相乗効果を合わせても。








SC「Aや、ヒョンとこのまま寝ようか」



JS「ダメに決まってんでしょ」








バシっと突如頭に来た衝撃。
手加減の手の字もあったもんじゃない。








JS「A、もう行っていいよ。ミンギュ起こしてあげて」



「はーい」



SC「ああ…」








俺の癒しが…

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (112 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
673人がお気に入り
設定タグ:SEVENTEEN , セブチ , svt
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:コーヒーシフォン | 作成日時:2022年12月21日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。