5話 ページ6
主人公side
朝起きると横には...
『兄ちゃんまたメガネかけて寝てる...』
兄であるトントンが眼鏡かけてすやぁ...と寝ていた。
時刻は現在8:00。
『にーちゃにーちゃ...飯ー飯はよ作れ!!』
ゲシゲシとトンちゃんの足を蹴り、強制起床させる。
トン「なんやなんや。今日は土曜で休みなんやからゆっくりしようや..」
『五月蝿い!私は今日マンちゃんのお仕事手伝う日なんや!!めーしぃーつーくーれー!!』
トン「なんやて?!オスマンとデートやと?!お兄ちゃん許さんからな!!せめて歳は2、3個離れてるくらいにしなさい!!あんなおっさんいけません!!」
言いながら飛び起きる兄ちゃんまじドン引きっすわ...。
『問題そこなんや...って話聞いとった??マンちゃんの手伝い言うとるやろが!!ガバガバか!!』
トン「なんや...何時もの採点の手伝いか。」
手伝いというのは塾の講師をしているマンちゃんの採点の手伝いだ。
高校の範囲までわかる私に手伝い料としてお昼ご飯を奢るという約束で手伝いをしているのだ。
...そう。中学生なので“あくまでも手伝い”なのだ。
そう解説している間にも兄ちゃんはあっという間の朝食を作りそれを食す。
『うむ。なかなかの手抜きでござる。もっと精進したまえ』
トン「お前、昨日のこと許したわけやな
『わぁーい!!お兄ちゃんのご飯おいっしーーーーーー!!お兄ちゃんの料理は世界一だね!!お兄ちゃん(の料理)大好きぃ!!』
調子乗るんやから...」
被せてわざわざ言ったお世辞に頬を赤くさせ嬉しそうだ。ちょろい(確信)
さっさと食事を済ませ私服に着替える。
『兄ちゃん、わいのシュシュしらんかえ?ほらあの赤いヤツ』
トン「あぁ、あれならお前の小物入れに入れとったやないか」
『あ、そか。...靴下は?』
そんなことをしてたらあっという間に9:30。
約束は10:00からなので少しヤバい。急いで髪の毛を結んでもらい、靴紐も結んでもらう。
トン「お前...これ位できるようになれや...」
『せやけど、何回練習したってこれだけはできん...』
兄ちゃんはハァ...と深くため息をつくが無視し、扉に手をかける。
『いってきまーす』
トン「おん。気ぃつけていき」
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みずしま(プロフ) - 椚(くぬぎ)さん» そう言っていただけると嬉しいです。ご指摘ありがとうございました。 (2017年7月31日 15時) (レス) id: b770df9c92 (このIDを非表示/違反報告)
椚(くぬぎ)(プロフ) - いえいえ…作品は面白かったので、これからの更新楽しみにしてます! (2017年7月31日 15時) (レス) id: ca9fe8409a (このIDを非表示/違反報告)
みずしま(プロフ) - 椚(くぬぎ)さん» わかりました!!思い付く限りのことはさせて頂きます。わざわざありがとうございました。 (2017年7月31日 15時) (レス) id: b770df9c92 (このIDを非表示/違反報告)
椚(くぬぎ)(プロフ) - 初読失礼します。たいへん面白く読ませて頂きました!しかし、おじっきょはデリケートはジャンルですので、良ければ検索避けをお願いします…気を悪くさせたら申し訳ありませんが、このジャンルの安泰のためにもよろしくお願いします^^ (2017年7月31日 15時) (レス) id: ca9fe8409a (このIDを非表示/違反報告)
みずしま(プロフ) - 銉さん» コメントありがとうございます!!私も兄妹ギャグ本当に好きなのでそこまで言って頂けると本当に嬉しいです!!時間を見つけて少しづつでも書いていくので読んでいただければ幸いです! (2017年7月31日 0時) (レス) id: b770df9c92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みずしま | 作成日時:2017年7月22日 0時