29話 ページ30
29話
『大ちゃん...何か私に言うことは?』
場所は大先生宅、家主は現在目の前で正座中。
鬱「ほんますまんってーーー!!なっちゃん来るの忘れて女連れ込んだのほんま謝るってー!な?食べ放題奢ったるから怒んといて?」
なんだと!!私がすぐ気食べ放題につられると思うなよ。だからいつまでも鬱なんだよ(理不尽)
『いく。〇国ホ〇ルのバイキング行こや。今度お主ら闘会議行くから関東行くっしょ?そん時行こ。』
鬱「〇国ホ〇ルっていくらすると思ってんねん!!」
すかさず大先生がツッコミを入れるが私は『あ"?』と地を這うような声を出すと急に震えだし、連れて行かせていただきます。といってきた。
うむ。良きにはからえ。
そして、本題なのだが用事は大先生ではなく大先生の家の本棚である。その為、休日の夕方に家に行くと連絡そたはずなのだが...
チラッと大先生を見るとへらっと笑い誤魔化すような素振りを見せる。
私ははぁ、とため息を吐き大先生の頭を右手で触る。
鬱「え、なっちゃん今日は大胆♡...って、あだだだだだだだ脳みそ出ちゃうぅぅぅぅああああああああんんん」
思いっきりワシ掴みし、力をこれまた思いっきり入れてやる。
『この前、握力測る機会があったんだけど、その時握力63だったんだよね』
ニッコリと微笑んで見せると大先生は一気に真っ青になった。
鬱「頭蓋骨割れちゃぅぅううううあああああああああああああ」
――
『反省した?』
鬱「しました。」
『本当に?』
じっと大先生の目を見つめるとスっと視線を逸らす。
これはしてませんねぇ...
しょうがない。
大先生を外に引きずり出し、砂利道に正座させる。その上から大先生の本である辞書やら図鑑やら分厚く重い本をのせる。
鬱「あ、あ、いたい地味に痛いなんかこれ知ってるこれ昔の拷m...」
大先生が話しているにも関わらず私は大先生の膝の上の本をどかし、直接座り自分の膝に先程の本をのせる。
鬱「柔らかいお尻が膝の上にあるのに堪能できないほどの激痛うううイタイイタイタイ」
早口で何を言っているのかわからないなぁ(すっとぼけ)
そのあと、これを3時間やり続け(そのあいだ本を全て読破)痺れて動けない大先生をその場に放置し近所の人に騒いだことを詫びて帰った。
――
nosaid
暫くすると鬱の家に用があったシャオロンが鬱を見てうわっと驚く。
すると鬱は僅かににやけている姿が見えた。
鬱「癖になりそう...」
シャオ「なんかわかんけど、キモ」
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みずしま(プロフ) - 椚(くぬぎ)さん» そう言っていただけると嬉しいです。ご指摘ありがとうございました。 (2017年7月31日 15時) (レス) id: b770df9c92 (このIDを非表示/違反報告)
椚(くぬぎ)(プロフ) - いえいえ…作品は面白かったので、これからの更新楽しみにしてます! (2017年7月31日 15時) (レス) id: ca9fe8409a (このIDを非表示/違反報告)
みずしま(プロフ) - 椚(くぬぎ)さん» わかりました!!思い付く限りのことはさせて頂きます。わざわざありがとうございました。 (2017年7月31日 15時) (レス) id: b770df9c92 (このIDを非表示/違反報告)
椚(くぬぎ)(プロフ) - 初読失礼します。たいへん面白く読ませて頂きました!しかし、おじっきょはデリケートはジャンルですので、良ければ検索避けをお願いします…気を悪くさせたら申し訳ありませんが、このジャンルの安泰のためにもよろしくお願いします^^ (2017年7月31日 15時) (レス) id: ca9fe8409a (このIDを非表示/違反報告)
みずしま(プロフ) - 銉さん» コメントありがとうございます!!私も兄妹ギャグ本当に好きなのでそこまで言って頂けると本当に嬉しいです!!時間を見つけて少しづつでも書いていくので読んでいただければ幸いです! (2017年7月31日 0時) (レス) id: b770df9c92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みずしま | 作成日時:2017年7月22日 0時