【wrwrd!】書記長の妹は今日も理不尽

16話 進学編 ページ17

※これから進路についてはなしますが別にこっちが頭良くてこっちがダメとか言ってる訳では無いです。あくまでも本人の目的、相性などの話です。作者的には学校は何処がいいかとかよく分かってないで書いています。不快に思われた方は申し訳ありません。という事でワンクッション入れときます。


主人公said

関東に行くための駅のホーム。
トントンが肩を掴み屈みこみながら私の顔を覗き込む。

トン「ハンカチはもったか?ティッシュは?着替えは?」

『過保護か!!』

あまりのトンちゃんのおかんっぷりにツッコミを入れる。

トン「せやかて...」

オス「大丈夫だよ。俺達がついてるし」

ゾム「うんうん」

３人が話している間にオスマンとゾムに私の荷物を押し付けると二人はあっさり持ってくれる。
パパみやばい。

トン「そもそも俺は反対なんやぞ。週明け期末テストやろ?向こうでちゃんと勉強せいや?」

トントンが相変わらず心配そうにする。

『うんやるやる(やらない)』

ゾム「菜月なら平気やろ。この前の全国模試1位やろ?」

トン「そうやけどなぁ...」

オス「なっちゃんはグルちゃんと同等の頭の出来だしねー」

とぐりぐり私の頭を撫で回す。
撫で方が犬に撫でてる感じだ。私は動物だった?(哲学)

『そんなことよりさ、』

今まで黙ってた私が声を出すと３人はこっちを見る。

『新幹線、あと3分で出発しちゃうけどいいの?』

ゾムオストン「「「あああああああ!!」」」

オスマンは荷物を、ゾムは私の首根っこ掴み急いで新幹線に乗る。
その瞬間新幹線の扉は閉まり、扉越しに見えるトントンはホッとしたようだ。

私はバイバイと手を振るとトントンはちょっと悲しそうな顔をした。

たかが1泊するだけでなんつう顔しとるんじゃアイツ。

オス「しょうがないめうートントンも何かと言ってなっちゃんのお世話が生き甲斐になってるめう」

ゾム「菜月もトントンおらんと生活できひんしな」

『まるで共依存してるみたいな言い方やめてくれませんかねぇ...』

そう喋りながら出発した新幹線の中自分たちの席に座る。

ホッと一息つくと移動販売がきた。

『あ、マンちゃんコーラとお菓子買って〜』

ゾム「お前めっちゃ食うくせに太らんよなぁ...」

オスマンがお店の人にお金を渡し、私にくれる。

『私、栄養全部成長と脳の回転に行っちゃうんだよね』

オス「流石成長期」

ゾム「今何cmなん?」
w
『んっと、この前は168だった。』

ゾム「でか!」

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