13話 ページ14
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no side
それはもうあっという間だった。
競技は沢山あった。
...あったはずなんだ。
100m走に1000m走リレーに障害物競争にパン食い競争。二人三脚まで。
ありとあらゆる競技が圧倒的で無慈悲で...
出れる種目すべて菜月が1位を制覇した。
『私のこと征〇王と呼んでもええんやで?』
とった本人は満足げに褒美のジャムパンを頬張った。
シャオ「こっち来て早々なっちゃんが1位なんてたまげたなぁ...」
コネ「ほんまな!!グルッペンに頼まれてビデオ撮りに来たんに、いい感じの迫力が無くてつまらんで!!」
時は昼休憩、この学校は珍しく保護者との食事をする事となっている。
『むぐむぐっ。だって、しゃぁないじゃろがい。担任が優勝したらダ〇ツ買ってくれる言うから...』
大量のお昼ご飯を抱えながら菜月は勢いよく食べる。
トン「ほんまグルッペンとゾムもとうとう中学の運動会1回も見に来れんかったな。」
コネ「しゃーないやろ。仕事や仕事。諦た方がええで!」
鬱「まぁ、グルちゃんとゾムはドンマイ言うことで」
シャオ「せやな(便乗)」
4人がきゃっきゃ喋ってる時もやはり菜月は弁当を頬張る。
『あ、そだ。』
ごくんっ。
ご飯を飲む音が響く。
4人も菜月の言葉に耳を傾ける。
『午後の種目何だけど、「親子と一緒☆ドキドキ!!リレー対決☆☆」って言うのがあるんだけど...』
シャオ「うっわ。題名ひっどいな」
トン「誰やそんなん決めたの」
『私が名付けた。んで、保護者も参加するんだけど誰か私と一緒にでない?』
その言葉に全員が反応した。
騒ぎになると思ったらつかの間、ぽんっと鬱とコネシマの方に手が置かれる。
「それやったら俺の出番やろ。」
二人が恐る恐る後ろを振り向く。
そこにいたのはなんと社畜のゾムがスーツ姿でたっていた。
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みずしま(プロフ) - 椚(くぬぎ)さん» そう言っていただけると嬉しいです。ご指摘ありがとうございました。 (2017年7月31日 15時) (レス) id: b770df9c92 (このIDを非表示/違反報告)
椚(くぬぎ)(プロフ) - いえいえ…作品は面白かったので、これからの更新楽しみにしてます! (2017年7月31日 15時) (レス) id: ca9fe8409a (このIDを非表示/違反報告)
みずしま(プロフ) - 椚(くぬぎ)さん» わかりました!!思い付く限りのことはさせて頂きます。わざわざありがとうございました。 (2017年7月31日 15時) (レス) id: b770df9c92 (このIDを非表示/違反報告)
椚(くぬぎ)(プロフ) - 初読失礼します。たいへん面白く読ませて頂きました!しかし、おじっきょはデリケートはジャンルですので、良ければ検索避けをお願いします…気を悪くさせたら申し訳ありませんが、このジャンルの安泰のためにもよろしくお願いします^^ (2017年7月31日 15時) (レス) id: ca9fe8409a (このIDを非表示/違反報告)
みずしま(プロフ) - 銉さん» コメントありがとうございます!!私も兄妹ギャグ本当に好きなのでそこまで言って頂けると本当に嬉しいです!!時間を見つけて少しづつでも書いていくので読んでいただければ幸いです! (2017年7月31日 0時) (レス) id: b770df9c92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みずしま | 作成日時:2017年7月22日 0時