3話 ページ7
※ちょっとぐ ろ注意(今後注意が必要なものはsideの前に※マークを付けたいと思います)
トントンside
グルッペンは言った。「あいつは自分の実力隠している。」と。
このグル氏は、楽しんでいる。何を持っているか、実力が不確かな存在をわざわざ入れたのだ。
グル「あいつの特技は普段、戦闘じゃ気づかない。今日は彼奴に得意な仕事を割り振ったゾ地下牢に行くといい。」
その言葉にしたがって僕は、地下牢に向かった。
トン(確か今日は敵国の観光客を捕まえたからそいつの尋問の日やったはず...まさかハルが?)
そんなことを考えていると話し声が聞こえる距離にいた。
出入口には怖がっているシャオロンと大先生がいた。話を聞く限り中にはゾムもいるらしいのでそのまま中に入った。
すると丁度《尋問》が始まった頃の様で、ハルが着ていたスーツの上着を脱ぎ、中の黒いワイシャツだけになる。袖を捲り、ゾムが持っていた黒い手袋をもらいギュッとはめる。
『さぁ、始めよう』
その言葉がきっかけだ。
観光客が鎖で繋がっているからと言っても素人が普通に殴ったら簡単に死 んでしまう。
ギリギリだ。
意識が飛ぶか飛ばないかギリギリの所で殴る。
『いう気になりましたかぁ?あなたが持っている情報一つだけでもいいんですよねー。兵力とか、王様の事とか。』
その声で観光客は情報をゲロった。ゾムはそれを紙に記入する。
観光客もこれで終わると安心した所にハルの手が頭に乗る。
そのまま勢いよくｺﾞｯと痛々しい音をさせながら頭を地面に叩きつけた。
観光客の額は割れ、そこからちがダラリと流れてくる。今自分がどんな状況なのか理解できていないようだ。
『ゲロったなら一つも二つも三つも四つも変わんないよね??』
無邪気な笑顔。それに観光客は絶望した。
─
正直これには恐怖を覚えた。
いつもと変わらない無邪気な笑顔で
いつもと変わらない駄々をこねる時の声
態度、反応、視線
変わるのは頬や拳に返り血で赤くなっている事だけだった。
トン(グル氏が言っていたのはこの事か。)
メンバーには足りなかった《聞き出す力》。
何時もはできないと言っているハルが唯一簡単に引き受ける仕事。
出会って２週間程だが彼のことを全部知っているきがしていた...いや、知っていると思い込んでいただけだった。
あっという間に終わりハルがこちらに気付く。
『トントン〜疲れたあああ!もうむりぃ!!』
いつもと変わらない声音、これに僕は、【僕ら】は恐怖を覚えた。
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みずしま(プロフ) - ゆきさん» ワルプルギスだと某有名な鬱系魔法少女の方が検索したら出てきましたw 正式には『ヴァ』ルプルギスの様ですね！私も最初は『ワ』だと思ってました(￣▽￣;) (2018年8月28日 21時) (
レス) id: b770df9c92 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ヴァルプルギスなんか。ワルプルギスかと思てたわ。 (2018年8月28日 19時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
優駿(プロフ) - みずしまさん» そうですねw (2017年4月4日 15時) (レス) id: 6e45f3e654 (このIDを非表示/違反報告)
みずしま(プロフ) - 優駿さん» そうですよねwいいもの見せてもらえるのだから納税しなくちゃw (2017年4月4日 15時) (レス) id: b770df9c92 (このIDを非表示/違反報告)
優駿(プロフ) - みずしまさん» 我々だへの納税は、義務ですしおすしw (2017年4月3日 10時) (レス) id: 6e45f3e654 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みずしま | 作成日時：2017年3月20日 21時
