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『ちょっとっ！助けてやったんだから感謝の気持ちとかないわけ？』
廉「はぁ？誰がお前なんかに感謝すんねん。ほんま犬の気持ち分かっとらんくて好き勝手、自己満やん」
ああ、ダメだ。
わたしの子犬に対するあの感情、返せ。
廉「だいたい女ってそうやん？犬可愛がっとる自分が可愛えと思ってんねやろ、？」
すごい偏見･･見た目はともかく、一応彼はまだ子犬なはずなんだけど。
廉「ほんま、服着せてパシャパシャ･･俺はインスタ映えの道具ちゃうねんっ！！」
なんか知らない事ボソボソ怒りながら言ってるんだけど･･
『廉、あなた過去に何あったのよ』
そう聞くと、ぷいっと･･ほらでたよそれ。
『可愛くないからやめな？それ』
廉「うっさい！お前にそんなん言われたないわ！！」
ああ言えばこう言う。
かなりワガママだよね、。
『そんなんだから前の飼い主さんに捨てられたんじゃないの？』
廉「･･うっさいわ、黙れ」
その時の君はちょっと声が震えていて･･
あ、やばい、と素直に思った。
初めて君とあった事を思い出すと、かなり、同情してしまうようなものがあって･･
『なんかごめん』
そう言えば君はチラッとこっちを伺う。
廉「知っとる？今柴犬人気やねん」
確かに、テレビの動物番組はいつも柴犬のことを特集で取り上げている。
『そっか、ペットショップでもよく見かけるしね』
廉「売らんでな？」
『え、？』
あれ、さっきの強気で生意気な君はどこへ、？
君は急に弱々しくなった。
廉「お願いやから･･捨てたりとか、せんでな」
その言葉で決心をする。
わたしは中途半端に動物を飼ったりはしない。
自分で決めたんだから、ちゃんとお世話するつもりだ。
なんだけど、
廉「ま、Aに生き物捨てる勇気はないやろ！ビビりやしなっ！！」
感情の半分以上は無駄なイラつき。
我慢はつきもの、私が大人になるしかないか。
･･てか、
『なんで子犬のくせにそんなでかいのよっ！！』
廉「しゃぁないやろ！！犬は成長早いねんから」
･･てか、なんか関西弁だし。
どうなってんの、？
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まい - れんくん子犬最高でした！！またまた素敵な作品ありがとうございます！！ (2023年1月4日 23時) (
レス) @page34 id: e5435e7bdd (このIDを非表示/違反報告)
まなみ - いい作品ありがとうございます！れんれんかわいすぎます( *´艸｀)あんな可愛い子がほしかった… (2019年12月22日 18時) (レス) id: 0d9bac845e (このIDを非表示/違反報告)
よーぐると - 完結おめでとうございます！スッゴくおもしかったです！一気に読んじゃいました(笑)muheさんの作品いつも読ませてもらってます！これからも頑張って下さい♪おーえんしてまーす(^^) (2019年1月12日 10時) (レス) id: 36d39b543c (このIDを非表示/違反報告)
彩藍(プロフ) - とにかく永瀬君が可愛い…!タイトルを見た瞬間に、即読みました…笑 こんなに可愛いくて、暖かいお話に出会えて幸せです(*´`)これからも、muheさんの作品を楽しみにしてます! (2018年10月12日 16時) (レス) id: 0a70532ba2 (このIDを非表示/違反報告)
夕(プロフ) - 今日初めて読んだんですが、すごくいいお話です！ 廉くんがかわいすぎてきゅんきゅんします！ あと、足大丈夫ですか、？？ (2018年7月31日 23時) (レス) id: 29f94e2bfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：muhe
| 作成日時：2018年6月4日 19時
