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岸「あっ！この子？」
岸くんが指をさしたのはベッドの枕元で寝た振りをする廉、。
『そう！人見知り激しいからあんま関わんない方がいいよっ』
岸くんの雰囲気といい、廉の性格といい
絶対になにか接触を試みたら廉は岸くんを噛むんじゃないかって、
そんな事を思って最初に注意を払う。
岸「マジで超子犬じゃん！ちっちぇえ！！」
耳をピクピクさせた廉はやっぱり聞いてるのだろうか。
『どうぞっ』
岸「さんきゅ！」
暖かいをお茶をだすと岸くんは冷えた体を温めるようにそれを喉に通した。
それから数時間、、。
岸「そんで部長がさぁ！！」
夜も遅いというのに私たちは仕事場の話で盛り上がっていた。
廉「わんッ」
のそっと起きあがった廉は私の隣にちょこんと座る。
岸「やべッもうこんな時間じゃん！！」
時計を見て焦ってる岸くんに廉はプイッと顔を背けた。
『ほんとありがとね！』
岸「おうっじゃまた明日な！お邪魔しました」
外まで送ろうか？と声をかけたが玄関の前で大丈夫と言われ･･
『おやすみなさいっ！』
ドアを閉める岸くんに手を振った。
廉「はぁあ、疲れた」
ずーっと私の隣にひっついてた廉が、背伸びをしながら人間の姿になった。
廉「なんなん、あれ」
あからさまに不機嫌な様子で私の腕をいい加減に引っ張ってきた。
『なに、どうしたの？』
廉「どうしたの？ちゃうわっ！！急に来て居すぎやろっ！！どんだけ喋れば気が済むねん」
リビングに戻ってくるとソファにドカッと荒く座った。
『ごめんごめん話すの久しぶりだったからさ』
廉「毎日仕事であってるやんッ」
かなり怒ってるようで･･
関わるのが嫌だから寝た振りなんかしてたんだろうけど、
廉「あー俺とAの時間返せや」
不貞腐れてるのかソファの小さめのクッションを片手で抱いて軽くグーで殴ってる。
『知らないよっほとんど廉に時間費やしてるでしょ？』
そう告げれば君はクッションを殴るのをやめた。
廉「･･うっさいわアホ」
するとヒョイっと立ち上がり･･･
廉「長いこと放置されるとあかんねんもんっ」
ベッドに行くと布団の中に潜った。
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まい - れんくん子犬最高でした！！またまた素敵な作品ありがとうございます！！ (2023年1月4日 23時) (
レス) @page34 id: e5435e7bdd (このIDを非表示/違反報告)
まなみ - いい作品ありがとうございます！れんれんかわいすぎます( *´艸｀)あんな可愛い子がほしかった… (2019年12月22日 18時) (レス) id: 0d9bac845e (このIDを非表示/違反報告)
よーぐると - 完結おめでとうございます！スッゴくおもしかったです！一気に読んじゃいました(笑)muheさんの作品いつも読ませてもらってます！これからも頑張って下さい♪おーえんしてまーす(^^) (2019年1月12日 10時) (レス) id: 36d39b543c (このIDを非表示/違反報告)
彩藍(プロフ) - とにかく永瀬君が可愛い…!タイトルを見た瞬間に、即読みました…笑 こんなに可愛いくて、暖かいお話に出会えて幸せです(*´`)これからも、muheさんの作品を楽しみにしてます! (2018年10月12日 16時) (レス) id: 0a70532ba2 (このIDを非表示/違反報告)
夕(プロフ) - 今日初めて読んだんですが、すごくいいお話です！ 廉くんがかわいすぎてきゅんきゅんします！ あと、足大丈夫ですか、？？ (2018年7月31日 23時) (レス) id: 29f94e2bfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：muhe
| 作成日時：2018年6月4日 19時
