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タオルでゴシゴシ廉の髪の毛についた水気を取れば、君は嫌そうにもがく。
廉「もっと優しくできひんの？」
『そんな事言ってたら明日になっちゃうよ』
廉「ええよっ明日までやって」
君はいいかもしれないけど、私はそうはいかない。
ていうか、そんな事本当にずっと続けてたら体力的にアウトだ。
『ほらっじっとして！気をつけっ！！』
真正面からタオルで撫でると、廉は目をギュッと瞑ってくすぐったそう。
『はいっ、もういいよ！』
ある程度、水気はなくなりあとは自然乾燥で数分もあれば乾くだろう。
洗濯物を干そうかなと立ち上がると
−−−−ピーンポーンッ
インターホンが鳴った。
廉「なに？」
『宅配にしては夜遅いよね』
心当たりがないため、疑問に思いながら玄関まで行く。
リビングの入り口から顔を出す廉も気にはなるみたいで･･
ドアスコープで外を覗けば、見慣れた同僚の姿。
『えっ岸くん？』
廉「はっ！？」
私はすぐに扉を開けた。
岸「よっ！！」
片手をあげて現れた君は、スーツ姿で･･あ、今日仕事か。
冷静に解釈をする。
『どうしたの？』
岸「明日、外回りだろ？この資料置きっぱだったから」
ほいっ、と渡されたのは明日の仕事で必要な資料。
直接、本社には出勤せずに外回りだったため、これがないと結構大変なことになっていた。
その危機感にちょっとヒヤッとする。
『ほんっとありがとうね！！』
岸「いいっていいって！気にすんな！！」
じゃ、と背を向けようとした岸くん。
私は反射的にそれを引き止めていた。
『寒いしちょっと入ってきなよ！』
岸「まじ？」
仕事終わりで疲れているのか、彼の元気なリアクションはあまり期待ができなかった。
『あ！犬もいるしっ！！』
以前に写真が見たいと言っていたのを思い出して、廉で家の中に釣る。
岸「じゃぁちょっとだけお邪魔しますっ」
すると岸くんは申し訳なさそうに部屋の中に入った。
『狭くてごめんね？とりあえずそこらへん座って！』
今の私は岸くんに暖かいお茶を出すことに精一杯で。
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まい - れんくん子犬最高でした！！またまた素敵な作品ありがとうございます！！ (2023年1月4日 23時) (
レス) @page34 id: e5435e7bdd (このIDを非表示/違反報告)
まなみ - いい作品ありがとうございます！れんれんかわいすぎます( *´艸｀)あんな可愛い子がほしかった… (2019年12月22日 18時) (レス) id: 0d9bac845e (このIDを非表示/違反報告)
よーぐると - 完結おめでとうございます！スッゴくおもしかったです！一気に読んじゃいました(笑)muheさんの作品いつも読ませてもらってます！これからも頑張って下さい♪おーえんしてまーす(^^) (2019年1月12日 10時) (レス) id: 36d39b543c (このIDを非表示/違反報告)
彩藍(プロフ) - とにかく永瀬君が可愛い…!タイトルを見た瞬間に、即読みました…笑 こんなに可愛いくて、暖かいお話に出会えて幸せです(*´`)これからも、muheさんの作品を楽しみにしてます! (2018年10月12日 16時) (レス) id: 0a70532ba2 (このIDを非表示/違反報告)
夕(プロフ) - 今日初めて読んだんですが、すごくいいお話です！ 廉くんがかわいすぎてきゅんきゅんします！ あと、足大丈夫ですか、？？ (2018年7月31日 23時) (レス) id: 29f94e2bfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：muhe
| 作成日時：2018年6月4日 19時
