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再び人間の姿になった廉･･真っ裸だ。
わたしは、思わずシャワーを廉の顔にぶっかけてしまった。
廉「ゲホッゲホッ･･おいっ！殺す気か！！」
私はとりあえず目を伏せる。
『ねぇもう、そういうの本当に心臓に悪いからやめてよッ』
廉「おもろっ」
なのに廉は、楽しそうに笑っていた。
『こらっ！飼い主で遊ぶな！！洗い流すから早く戻って！！』
廉「はいはいっ」
すぐにまた子犬へと姿を戻してくれたはいいけど･･
ああ、もう無理だ。
『ねぇ廉･･』
廉「くうぅん？」
洗い終わってバスタオルで水気を取りながら問う。
『シャンプー自分でできないの？』
すると君はまた人間の姿になった。
忙しいやつだ、。
先に服を着せたから、さっきみたいな事故は未然に防ぐことができた。
タオルを頭にのせて君は言う。
廉「えっ、なんで？」
それがちょっと不安そうにしてたからすぐに誤解を解いた。
『あぁいや面倒くさいとかじゃなくて･･あの』
こういう場合、なんというのが正しいのだろうか。
廉「なに、？」
わたしが言葉の選択に迷っていると、廉はもっと顔を歪ます。
『いや、その･･ああいう事故はもう二度と引き起こさないで、頂きたい、から』
すると君は口を尖らせた。
廉「は？人間の俺はシャンプーしてくれへんってこと、？」
『当たり前でしょッ！？』
シレッと普通のトーンで聞いてくるから腹が立つ。
こいつ、無意識か？
廉「嫌やっ、シャンプーできひんもん」
『教えるから』
廉「無理っ」
君はそればっかりだ。
私がやらないと何もしない。
『お願いっ』
廉「無理なもんは無理やもーんっ」
廉は髪を濡らしたまま、私のベッドにダイブした。
『あ、こらっ！まだ乾かしてないっ』
私もベッドの上へ行き、横たわる彼の隣に腰掛けた。
廉「ドライヤーうるさいねんもん･･嫌や」
自分の腕に頭をコテンッとのっけて腕枕をすると、君は上目遣いをしてきた。
『じゃぁ拭いてあげるから！大人しくしてて？』
コクンッと首を縦に振った君は、体を起こすとすぐにあぐらをかきはじめた。
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まい - れんくん子犬最高でした！！またまた素敵な作品ありがとうございます！！ (2023年1月4日 23時) (
レス) @page34 id: e5435e7bdd (このIDを非表示/違反報告)
まなみ - いい作品ありがとうございます！れんれんかわいすぎます( *´艸｀)あんな可愛い子がほしかった… (2019年12月22日 18時) (レス) id: 0d9bac845e (このIDを非表示/違反報告)
よーぐると - 完結おめでとうございます！スッゴくおもしかったです！一気に読んじゃいました(笑)muheさんの作品いつも読ませてもらってます！これからも頑張って下さい♪おーえんしてまーす(^^) (2019年1月12日 10時) (レス) id: 36d39b543c (このIDを非表示/違反報告)
彩藍(プロフ) - とにかく永瀬君が可愛い…!タイトルを見た瞬間に、即読みました…笑 こんなに可愛いくて、暖かいお話に出会えて幸せです(*´`)これからも、muheさんの作品を楽しみにしてます! (2018年10月12日 16時) (レス) id: 0a70532ba2 (このIDを非表示/違反報告)
夕(プロフ) - 今日初めて読んだんですが、すごくいいお話です！ 廉くんがかわいすぎてきゅんきゅんします！ あと、足大丈夫ですか、？？ (2018年7月31日 23時) (レス) id: 29f94e2bfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：muhe
| 作成日時：2018年6月4日 19時
