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3人の姿が見えなくなると、廉はすぐに人間の姿になった。
閉まった戸を見て廉に言う。
『感謝しなよ？』
なのに君ときたら･･･
廉「赤い服の子、胸めっちゃデカない？」
『はぁぁあああ？！』
こいつ子犬のくせに、考えること思春期迎えた中学生かよ。
廉「ほんまAとは比べもんにならんわ〜」
とか言って、リビングにUターン。
『腹立つっ！なによ、自分だって筋肉ないじゃないっ』
廉「やって俺まだ子供やしっ！これからやねんもんっ！！」
友達に出していたお茶菓子を手につかみ私の方を見てくる。
『あ、こらっ！食べちゃ駄目っ！！』
−−−パクリ、
なのに廉は、私の言葉を無視してそれを口の中に入れた。
『ちょっと！！この前みたいにお腹壊したらどうすんの！！』
廉「Aに怒られてもやめる気にならんわ」
彼は口をモグモグさせながら喋りだした。
ほんと、マナーも常識もない。
『どういう事それ』
廉「やって色気も女っ気もないねんもんっ！俺、さっきの髪茶色の子が飼い主やったらよかったわ〜」
こいつ分かってて言ってるな？
そう、私の友達は意識高い系じゃないのに、みんな顔は整っている。
まぁ、言えば美人さんってこと。
『命の恩人に向かってなんて態度なのっ？！この面食い野郎がっ！！』
するとまた一つ、廉はクッキーを手に持って食べようとした。
『だーめっ！！』
私はすぐにそのお菓子をとりあげた。
廉「ケチっ！！それやからモテへんねんっ」
言いたい放題だ。
『余計なお世話だって！！』
反論すれば永遠と暴言がとんでくる。
これじゃキリがないよ。
廉「知っとるか？犬飼っとって若い女の一人暮らしは8割が彼氏いないんやで」
『それどこの情報よ･･』
確かに、さっき遊びに来てた2人は彼氏いないけど･･
廉「お前っ一生独身かもなっ！！」
ほらまたそうやって、すぐ飼い主のこと馬鹿にするんだから。
『廉がいたら尚更そうかもねッ』
言葉を吐き捨てて、わたしはお皿を片付ける。
廉「･･なぁ」
『ん？』
廉「もし結婚とかしたら、俺のことどうするん？」
今、一生できないとかなんとか言ってなかったっけ？
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まい - れんくん子犬最高でした！！またまた素敵な作品ありがとうございます！！ (2023年1月4日 23時) (
レス) @page34 id: e5435e7bdd (このIDを非表示/違反報告)
まなみ - いい作品ありがとうございます！れんれんかわいすぎます( *´艸｀)あんな可愛い子がほしかった… (2019年12月22日 18時) (レス) id: 0d9bac845e (このIDを非表示/違反報告)
よーぐると - 完結おめでとうございます！スッゴくおもしかったです！一気に読んじゃいました(笑)muheさんの作品いつも読ませてもらってます！これからも頑張って下さい♪おーえんしてまーす(^^) (2019年1月12日 10時) (レス) id: 36d39b543c (このIDを非表示/違反報告)
彩藍(プロフ) - とにかく永瀬君が可愛い…!タイトルを見た瞬間に、即読みました…笑 こんなに可愛いくて、暖かいお話に出会えて幸せです(*´`)これからも、muheさんの作品を楽しみにしてます! (2018年10月12日 16時) (レス) id: 0a70532ba2 (このIDを非表示/違反報告)
夕(プロフ) - 今日初めて読んだんですが、すごくいいお話です！ 廉くんがかわいすぎてきゅんきゅんします！ あと、足大丈夫ですか、？？ (2018年7月31日 23時) (レス) id: 29f94e2bfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：muhe
| 作成日時：2018年6月4日 19時
