【呪術廻戦】恋愛結婚と言い張る最強とそれを全否定するチート女の話【五条悟】

14.救世主、なのか？ ページ14

◇you side






『私だって同じくらい品ねぇだろッ汐らしくねぇし、何されても従わねぇからなッ！！』







素を出してガンを飛ばす。

不自由な左腕を庇うようにして、回し蹴りをした時だった。






男「ﾌｯ、往生際が悪いですね」

__________ザクッ。







『んぐッ……！う゛ッうぅ、ッ……』








どこに隠していたのか呪具が足首を貫通して突き刺さっている。それは抜けないままにグリグリと中を抉られた。






__________『あ゛あ゛ぁぁッ、ッ！！！゛！！！』







ただの刃物ならまだしも、呪具は呪いを宿した武具。


体内の血が細胞までもが制限され、支配されているような感覚に陥った。







男「この呪具は不認定ですが特級相当、通常なら気を失うところですよ。やはり君は本物らしい。階級がないらしいが、その能力が本気を出したら特級レベルでしょうね」

『ｸｯ……嬉しくねぇよそんな事言われてもッ』







終いには軸足も切られ、その場で倒れ込む。








男「私は呪失師の君をとても愛しています。引き継ぐべき貴重な血だ。私の妻になりなさい。今よりもずっと楽で裕福な暮らしが出来る。自由にしてあげますよ」








やべぇよコイツ、私に子供生ませる気かよッ。








『嫌だつってんだろッ』

男「口答えするな」





__________『あ゛あ゛ッぁ゛ッぁぁぁ、ッ！！』







首を捕まれ、暴れ藻掻くことの出来ない状況下で突き刺さったままの呪具を動かされた。







男「大丈夫。君は足が使い物にならなくても価値は下がらない。何ならここで抱いても良いんですよ？形よりも既成事実の方が世間は強く重視します」







纏っていた制服のボタンを荒く引きちぎられ、肌が露出する。

この男が私に求めているのは"血"であって、私では無い。

後継者を生んだら解放してくれるのか？なんて柄にもなく一瞬思ってしまった。







悟「あのさ〜この動画、"呪術師が女子高生レイ プしてる所に遭遇しちゃった"ってタイトルで投稿したら炎上するかな？」

男「おッお前はッ！！」







いつから居た、どこで嗅ぎつけた？

つーか呑気にカメラ回してないで助けろよッ。







『私まで巻き込むな！！』





悟「俺の女に手出すとかいい度胸してんな。やれやれ、俺も舐められたもんだ」







煽るようにパシャパシャと写真を撮りまくる。

おいそれ、私も絶対写ってるよなッ？

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