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保健室にやってはきたけど･･どうやら保健の先生は出張中で学校にいないらしい。
岸「次昼休みだけど･･俺いた方がい？」
それに対して、わたしはなんて答えるのが正解なのか･･･
分かるんだったら、岸に問いただしたいくらい。
けど、一緒にいると余計頭の中がごちゃつく。
それに、岸だって昼ごはん食べたいだろうし･･
『ううん、大丈夫。ありがとね』
岸「おう、次の授業休むって言っとくから！ゆっくり休めよ」
そんな事言われても、全然休まる気がしない。
岸が保健室から姿を消して、静けさが増す。
昼休みだから上の教室から足音とかは聞こえてくるんだけど･･･
目を無理やり瞑って、寝る体勢を作った。
それなのに、
−−−−−−ガラガラガラッッ
勢いよくドアが開いた。
足音とか声とかで大人数なのは確認できたけど･･
海「先生、いないね」
廉「救急箱どれやっっ！！！」
関西弁でどつく声･･聞き覚えありすぎなんだけど。
紫「おい、誰か寝てるから静かにしろって！」
そんな関西弁に注意したのはさっきぶりのハスキーボイス。
廉「どうせサボりやろ？」
ずかずか聞こえてくる足音･･･
え、ヤバくない？
頭の中整理してる余裕すらなくなった。
カーテンを掴んだのが分かるけど、それに対して他のふたりは止めに入る。
紫「おい廉って」
海「ガチで休んでたらやばいってば」
そんなのお構い無しのそいつ･･
−−−−−−ッシャっっっつつ
勢いよく開いてしまったカーテン。
そこには見慣れた顔が３つ。
紫「え、A先輩っ？！」
海「お休みのところすみません」
平野くんと高橋くんはいいよ？
うん、悪くない。だけど、ね
廉「なんや･･」
『なんやって何よ』
こいつは許さんぞ？
廉「姉ちゃんが仮病なんて珍しいな」
ほんと生意気で全然可愛くない･･れっきとしたわたしの弟。
関西弁なのは、昔、お父さんの大阪の単身赴任にしょっちゅう行ってたから。
『仮病なんて失礼なっ、ちゃんと休みに来たんだけど』
弟の廉にそう伝えれば
紫「えっ大丈夫ですか？」
心配してくれるのは平野くんだった。
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平野かな(プロフ) - 岸くんと付き合うのもみたいです。 (2018年8月17日 6時) (
レス) id: 0d5cee7618 (このIDを非表示/違反報告)
くねろ - しかし、この作品に登場する方たちは知らないというね...笑 (2018年5月26日 10時) (レス) id: 26c053c045 (このIDを非表示/違反報告)
くねろ - からだ中の水分全部出すかのように涙流してました。いろんなすれ違いがあってもどかしい、主人公ちゃんの性格もいい影響をもたらしていて、良い構成の作品だと感じました笑 (2018年5月26日 10時) (レス) id: 26c053c045 (このIDを非表示/違反報告)
Y__1001kimiko(プロフ) - 後輩平野くんの続き待ってます (2018年5月22日 8時) (レス) id: c74ba2042b (このIDを非表示/違反報告)
サヤカ(プロフ) - 毎日の楽しみが一つ終わってしまって残念...！面白いストーリーでした(*´-`)続編もお気に入りして読みます！！ (2018年5月22日 7時) (レス) id: 3f9dc00853 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：muhe
| 作成日時：2018年5月6日 11時
