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岸「･･だってほら美男美女だし、お前ら！！」
絶対、無意識なんだろうけど、なんでそういう事言っちゃうんだろう
無責任すぎて腹が立つ。
『そういう岸は？』
岸「俺？」
『隣のクラスの子といたじゃん、何話してたの？』
すんごい仲良さそうだった。
岸「俺は･･別に？」
なんでそう、濁すのかな･･
余計知りたくなる。
『いや別にじゃないでしょ？』
岸「俺の話はいいんだよっ」
急に目をそらされたと思ったら窓から外見てるし･･･
『好き、なの？』
岸「は？」
『あの子のこと好きなのかなーって』
流れで聞いてしまえば辛くないかなって、でも聞いといてちょっと後悔。
2択の答えに心臓が痛く鼓動をならす。
岸「んー好きっちゃ好きだけど」
なんだよその答え。
好きだけど、？
岸「俺、他に好きなやついるし」
ちょっと照れながら、私に言ってきた･･こいつも青春してんだなって。
『なにそれ、初耳なんだけど』
岸「いや俺も初めて言ったし」
あくまでも平然をよそう。
ちゃんと普通の反応できてるかな？
内心じゃ辛くて泣きたくてたまんないんだけど。
その後の授業は得意な歴史。
でも頭は岸のことでいっぱい･･全然手が動かなかった。
−−−−キーンコーンカーンコーン
授業の終わりと昼休みを教えるチャイム。
それと同時に我に返った。
開いたノートは白紙･･･何ひとつ書き写してなかった。
後ろを振り向いた岸は驚いてて
岸「えっお前どうした？」
真面目な私がノートをとらないのは珍しいこと。
でもそうさせたのは、紛れもなく目の前にいる岸のせい。
『あぁ、うん』
岸「具合でも悪いの？」
こういう優しさに甘やかされちゃう。
だからちょっと、それにのる。
『うん、ちょっとね』
でも岸は優しすぎて自分には耐えきれなきものがあった。
岸「わりぃ、俺気付かなかった、保健室連れてくよ」
それに傷付けられるのを知ってて、わたしはそれを選んでしまう。
どうしようもない、しょうもないやつ･･･
『うん、保健室いくわ』
ちょっと寝たら、頭スッキリするかなーって。
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平野かな(プロフ) - 岸くんと付き合うのもみたいです。 (2018年8月17日 6時) (
レス) id: 0d5cee7618 (このIDを非表示/違反報告)
くねろ - しかし、この作品に登場する方たちは知らないというね...笑 (2018年5月26日 10時) (レス) id: 26c053c045 (このIDを非表示/違反報告)
くねろ - からだ中の水分全部出すかのように涙流してました。いろんなすれ違いがあってもどかしい、主人公ちゃんの性格もいい影響をもたらしていて、良い構成の作品だと感じました笑 (2018年5月26日 10時) (レス) id: 26c053c045 (このIDを非表示/違反報告)
Y__1001kimiko(プロフ) - 後輩平野くんの続き待ってます (2018年5月22日 8時) (レス) id: c74ba2042b (このIDを非表示/違反報告)
サヤカ(プロフ) - 毎日の楽しみが一つ終わってしまって残念...！面白いストーリーでした(*´-`)続編もお気に入りして読みます！！ (2018年5月22日 7時) (レス) id: 3f9dc00853 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：muhe
| 作成日時：2018年5月6日 11時
