redriding_14 ページ14
＊Aside
警察「今電話してくるからここで待っててね」
『はい、…大丈夫？』
友達「う、うん、」
私達はすぐに交番へ掛けてきた。警察の人に事情を話して、一応保護してもらえたのだ。
そして、あとは大人しく警察に任せることにした、。
友達「…私、やっぱりああいう人達、無理」
友達はまだ少し混乱しているのか顔色が優れていない。
『…ビックリしたよね』
友達「あの人、平野って言われてたよね？学ランだったし…てことはやっぱりあの平野紫耀、だよね？絶対」
関わっちゃいけないと言われていた物に接近してしまった事で青ざめた顔は余計にメンタルを痛めたらしい。
『…みたいだね』
友達「殴ってたね、平気で人の事」
彼女にはそういう人たちの言動が心底理解出来ないみたいだ。
確か…に私だって、、彼は人を殴るはずがない、きっと何かの間違いだ。ずっとそう信じていたけど、それだけが正義なのだろうか、？
…だって、変な話。
警察はいざと言う時に拳銃を手にするでしょ？それは許されちゃうなんて、…ちょっとおかしいよ、。
『でも、私達のこと助けてくれたよ？』
友達「そうだけど、乱暴な人は得意じゃないな。本当に強いひとって殴ったりしなくても言葉で解決すると思うし」
『それは、人それぞれじゃないかな？』
好きな人を全否定されてる感覚に陥り、私は無意識に彼を庇っていた。
友達「A、やけにあの人庇うよね。なんか顔見知りっぽかったし…もしかして知り合いとか？」
『いや、そういうんじゃ…無いよ』
本当の事を伝えたら、友達は私の事をどう思うのかな、？幻滅して、離れていってしまう、？
『…え、雨？』
心を照らし合わせたかのようにザーザーと地面に叩き落ちる雨。
友達「嫌な雨だね…」
『傘、もってきた？』
友達「うん、折り畳みあるよ」
『そっか！……私用事思い出したから一人で帰るね！』
友達「え、お迎え待たないの？」
『うん』
このままじゃ私が嫌だった。
私に何を言われたとしても、自分が再び危険な目にあったとしても、、この目でちゃんと、彼の身の安全を確認したかったから。
友達「気を付けて、ね？」
私は自分の傘を片手に、雨の中を歩き始めた。
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あーちゃん(プロフ) - 完結おめでとうございます！muheさんのお話が大好きなので自担以外のお話も全部読んで楽しませてもらってます；−；これからも応援してます！！(*^^*) (2022年9月12日 21時) (
レス) id: bf1357fbe3 (このIDを非表示/違反報告)
ちなみ - 更新待ってました！嬉しいです。引き続き応援しています。 (2022年9月7日 16時) (レス) id: 8cd3c41795 (このIDを非表示/違反報告)
ohagi129(プロフ) - 応援したくなる〇〇ちゃんの感じが大好きです！！ヤンチャなのに実は一途な紫耀くんも、muheさんの描写でより素敵に感じます♡ (2022年8月8日 16時) (レス) @page36 id: 428451033d (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 更新ありがとうございます！続きも楽しみにしています！！ (2022年7月26日 13時) (レス) @page35 id: ea96a1d0f3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - とても大好きな物語です！更新楽しみに待っています！ (2022年5月27日 3時) (レス) id: ea96a1d0f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：muhe
| 作成日時：2021年6月21日 18時
