muffler_13 ページ13
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疎遠になっただけ、形としてはまだ別れていなかった。
でも、、
廉「俺と関わるんめんどかったん?」
『そんなこと・・、』
本当は大好きで、今でもずっと想ってるのに・・
自分の気持ちをどう伝えたらいいのか分からない。
廉「嫌やったんならそう言えばよかったやんッ、なんで黙って勝手に行動するん?お前のそういうとこが訳分からんねんっ、」
結果、
『私はちゃんと話そうとしたッ!!だけど廉は音信不通なって向き合ってくれなかったじゃんッ、!!』
強がって状況を悪化させるだけ。
廉「それは自分やろ?」
『は?』
廉「だからッ、ちゃんと向き合ってくれんかったんはお前の方やろ?」
自分で拗らせてしまったこの状況に嫌気しかささない。
こんな口論するはずじゃなかったのに・・
廉「なんなん?言いたいことあんなら言えやッ、なんで勝手に願書変えてんねんッ先生に言われんかったら違う学校行ってたやんッ」
『だからそういうところだよッ』
廉「は?」
そういうところ・・好きなのに、大嫌い。
『なんで私にあわせたの?馬鹿じゃないの?』
進学先で今後の進路が決まるって分かってたはず。
入れる学力があるなら、上を目指すだけ目指せたのに・・
廉「俺が全部悪いん?」
『え、?』
廉「俺がどんだけ好きやったか知っとる?・・どんだけAを隣に置いときたかったか知らんやろ」
『もう、やめてよ、・・ッ』
それを聞いて理解したってもう遅いんでしょ、?
余計なことしないでよ、。
廉「俺がどんなに聞いてもAはあん時のこと何も教えてくれへんねやろ?ほんま直っとらんな」
こんなに近くにいたら忘れたいのに忘れられない。
廉「喜んでたで紫耀。良い奴やから幸せにして欲しいねん、仲良くしたってな?」
廉はそれだけ私に伝えると歩き進めて姿を消した。
一番言われたくない言葉を、一番言われたくない人に言われてしまった。
自分の事しか考えられない私は、紫耀くんを幸せになんて出来るわけがないんだ。
それなのに、
紫「遅かったね、どうしたの?」
教室に戻ると彼の言葉に救われてしまう。
なんで、そんな顔で見てくるの?
聞けばよかった、、紫耀くんが私たちの関係を知っているのかを、。
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yura(プロフ) - 紫耀くん可愛いすぎて胸が苦しいです🥰 (11月29日 23時) (レス) @page44 id: 4e4aa987df (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - 完結おめでとうございます〜!無事に紫耀くんとくっ付いて安心しました(;_;)新作も楽しみにしてます!無理せず頑張ってくださいね!(*^^*) (2020年5月10日 20時) (レス) id: a50c63b20c (このIDを非表示/違反報告)
チャンサキ(プロフ) - 続き待ってました〜!もやもやするところで終わって辛いッ笑、更新頑張ってください!( ´ ▽ ` ) (2020年4月17日 14時) (レス) id: 9fdd9e92a3 (このIDを非表示/違反報告)
Anzu1134(プロフ) - とってもおもしろくて切なくて大好きなお話です。 これからも更新がんばってください! (2019年10月23日 0時) (レス) id: 68bfd8b6e0 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - 更新嬉しいです〜(;_;)また最初から読み返しました!!このお話大好きです! (2019年10月22日 19時) (レス) id: a50c63b20c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:muhe | 作成日時:2018年12月15日 21時