muffler_1 ページ1
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クラスの男子に質問された。
男子「お前らって付き合ってんの？」
『お前らって誰？』
男子「え、紫耀」
始まりはそこからだった。
『え、紫耀くん？』
男子「うん」
『いや、全く違うけど』
なんでそんな事になってるのか･･
疑問がまた疑問を呼ぶ。
男子「いや、マフラー同じだからさ」
『･･えっ』
彼が指さした先にはいつも通り、沢山の女の子から挨拶をされている紫耀くんの姿、。
だけど、私と同じ柄のマフラー･･
彼はモノクロで私は赤系のものをしていた。
うわ、完全にヤラカシだよ。
なんか急に恥ずかしくなってきちゃって･･
紫耀くんの前を気付かれないように素通りする。
それなのに
紫「あれ、Aちゃん？」
『へっ？』
紫耀くんのハスキーな声が背中に響く。
無視もできないから、恐る恐るゆっくり振り返れば
やっぱり君は私と全く同じ柄のマフラーをしていて･･
紫「おはよっ！」
『あ、･･おはよ』
周りからチラチラ視線も感じるしで私の羞恥心は最高潮、。
マフラーに顔を隠すと
紫「お揃いだねっ」
『え？』
紫「ほらっマフラー」
君は照れくさそうにはにかんで自分のマフラーを主張した。
『うん、･･なんかごめん』
紫「なんで謝るの？」
『え、だって勘違いされちゃうじゃん』
紫「なにを？」
それを明確な言葉で表すのはもっと恥ずかしかった。
『付き合ってるとか･･』
紫「あぁ、そういうことか！別に、だからって謝る事じゃないじゃん」
『いやでも迷惑でしょ？』
紫「全然っ！むしろ嬉しいっ」
そんなハッキリと否定をされるとこちらも困るわけで、
しかも嬉しいって･･。
紫「勝手に勘違いする方が悪いよっ、それにそのマフラーAちゃんに似合ってるし！！」
『それは、ありがとう･･』
紫「気にしないで！！」
めちゃくちゃ輝かしいスマイルで学校の中に入っていった。
駄目だ、人気のある人なだけあってめちゃくちゃ心を持っていかれる。
これがただの憧れからくる感情だと信じたいのだが。
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yura(プロフ) - 紫耀くん可愛いすぎて胸が苦しいです🥰 (11月29日 23時) (
レス) @page44 id: 4e4aa987df (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - 完結おめでとうございます〜！無事に紫耀くんとくっ付いて安心しました(；＿；)新作も楽しみにしてます！無理せず頑張ってくださいね！(*^^*) (2020年5月10日 20時) (レス) id: a50c63b20c (このIDを非表示/違反報告)
チャンサキ(プロフ) - 続き待ってました〜！もやもやするところで終わって辛いッ笑、更新頑張ってください！( ´ ▽ ` ) (2020年4月17日 14時) (レス) id: 9fdd9e92a3 (このIDを非表示/違反報告)
Anzu1134(プロフ) - とってもおもしろくて切なくて大好きなお話です。 これからも更新がんばってください! (2019年10月23日 0時) (レス) id: 68bfd8b6e0 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - 更新嬉しいです〜(；＿；)また最初から読み返しました！！このお話大好きです！ (2019年10月22日 19時) (レス) id: a50c63b20c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：muhe
| 作成日時：2018年12月15日 21時
