muffler_3 ページ3
･
なるべく存在を感じないようにと薄めていたはずが、、
紫「Aちゃんっ」
気付いたら紫耀くんは、完全に私目的で机の前までやって来ていた。
『へっあ、はい』
紫「さっきぶり！」
『あ、うん？うん、そうだねっ』
紫「今日暇？」
『えっ？』
言葉にすること全部がぶっ飛んでて疑問符でしか答えられない。
唐突過ぎて思考回路が上手く働かないのだ。
でも、そんな中でも周りが見てるのを気にして、ちゃんと答えを探す。
『何もない、けど･･』
ものすごい恐る恐るにそう伝えれば、
紫「じゃぁさっ！！一緒に帰ろっ？」
パッと顔に表情を明るくさせて結構食い気味な彼からのお誘い。
『え』
思わずポロッと出た言葉は本当に意味も含まず出たもので、、
だけど紫耀くんにはそれもきちんと耳に入ったようだった。
紫「あ、･･嫌だった？」
気にするようにして私の表情を伺ってくる。
ふにゃっと嬉しそうに笑ったり、急に寂しそうな顔をしたり･･
なにそれ、ずるいから。
『別に嫌じゃないけど･･なんで私？』
聞かない方がいいのかな？とも思ったけど、
やっぱりモヤモヤっとする心の中。
紫耀くんはニッコリ微笑むと
紫「もっと仲良くなりたいから！！」
そんな純粋な答えを述べた。
いや、ピュアすぎない？大丈夫？
『え、･･はぁ。そっか！』
もともとそんなに関わりのない私達は、共通点といったらクラスメイトってことぐらいで。
学校でも目が合う事なんて滅多になかった。
ていうか、一緒に帰るってどういうことだろうか。
本当にそのまま家に帰るだけなのだろうか、？
それとも寄り道して遊んで帰る、という高校生ライフ的なものを言っているのだろうか。
特になにか意識する必要も無いくせに変に考えてしまう。
ほんと、マフラー色違いなだけなのに･･
何でこんなことなっちゃってんの？
謎が謎を呼ぶ。
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yura(プロフ) - 紫耀くん可愛いすぎて胸が苦しいです🥰 (11月29日 23時) (
レス) @page44 id: 4e4aa987df (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - 完結おめでとうございます〜！無事に紫耀くんとくっ付いて安心しました(；＿；)新作も楽しみにしてます！無理せず頑張ってくださいね！(*^^*) (2020年5月10日 20時) (レス) id: a50c63b20c (このIDを非表示/違反報告)
チャンサキ(プロフ) - 続き待ってました〜！もやもやするところで終わって辛いッ笑、更新頑張ってください！( ´ ▽ ` ) (2020年4月17日 14時) (レス) id: 9fdd9e92a3 (このIDを非表示/違反報告)
Anzu1134(プロフ) - とってもおもしろくて切なくて大好きなお話です。 これからも更新がんばってください! (2019年10月23日 0時) (レス) id: 68bfd8b6e0 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - 更新嬉しいです〜(；＿；)また最初から読み返しました！！このお話大好きです！ (2019年10月22日 19時) (レス) id: a50c63b20c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：muhe
| 作成日時：2018年12月15日 21時
