glassflower_24 ページ24
･
足に力が入らなくなった私は、その場で派手に倒れ込んでしまった。
紫「Aッ、！！」
すぐ傍まで駆け寄ってきてくれる紫耀。
足の感覚がまるでなくて、、
『嘘だッ、いやッ、！！』
心はもう、ボロボロなのを隠しきれなかった。
半信半疑で手を持っていけばびっくりするほど冷たくて･･･
泣きながら自分の足を思い切り拳で叩く、。
なのに痛みなんて全然感じなくて･･･
『嫌だっ、･･嫌だッッ！！！』
自分の力で立ち上がれない自分を認めたくなかった。
なんで、、？
心はこんなに痛むのに･･
なんで体の痛みはちっとも感じれないのッ、？
紫「やめろってッ！！」
私の腕を掴んだ紫耀だけど･･
『･･違うッ！！』
私はその手を強く振りほどいた。
紫「Aッ、」
その声は私が聴きたい人の声じゃない、。
私が求めてる温もりじゃない、。
再び強く抱きしめられても、、
『離してッ、！！！』
埋まるピースは形が違かった、。
『優太がいいのッ、っ！！優太じゃなきゃッ･･優太じゃないと嫌なのッ！！！なのになんで居ないのッ、？っなんで優太はッここに居ないのッ、っ･･、！！もうこれ以上ッ私の出来ること奪わないでッ！！』
紫「ッ･･ごめん、ッ」
苦しいのはお互い様なんだ、。
なのに私だけぶつかって、、本当に最低だよね。
『･･優太に会いたいよッあの頃の優太は、ねぇッ、どこに行っちゃったの、ッ？』
ごめんね？紫耀･･、
こんなに私の事を想ってくれるのに、
尽くしてくれるのに、、
ちゃんと返してあげれなくて、。
一度枯れた花に潤いを与えるなんてとても無理に等しい、。
だから、枯れるまでの時間をひたすら待ってるの、。
彼が忘れても、私が彼からもらった愛を全部忘れるわけにはいかないから、、
だから、、
辛くたって待ち続けるの。
ねぇ、早く会いに来てッ、？
行き場のないこの気持ちに蓋をすれば、事は単純で簡易なのかもしれない、。
だけど、運命とやらは少しでも私に同情してくれたのだろうか、。
神様、、
−−−−ガラッ！！！･･ダンッっ、！！
岸「ハァッハァッ･･ハァッ！！」
どれだけ私を待たせたと思ってるの？
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林檎(プロフ) - ドラマみたいで感動しました。映像化してほしいです (2023年4月13日 18時) (
レス) id: 84e97ac5a3 (このIDを非表示/違反報告)
まい - 涙が止まらなかったです。。。岸くんと華ちゃんが幸せになりますよーにと願ってしまいます。。。他の作品も拝見させて頂きましたがmuheさんの書く岸くんが素敵過ぎて岸くんにどハマり気味です 笑 (2023年1月4日 21時) (レス) @page49 id: e5435e7bdd (このIDを非表示/違反報告)
ななみ - ほんとに1人号泣しました。岸くんだからこの役合ってるなって思いますありがとうございます！！こんな素敵なお話を！とても切なくて悲しい話ですが (2020年5月19日 22時) (レス) id: 9698ee50ef (このIDを非表示/違反報告)
moca - 素敵な作品ありがとうございます。何度読んでも涙が止まらず、私が読んできた作品の中で1番に大好きな作品です。こんなに作品で泣いたのは初めてです！素晴らしい作品を書いて下さり、ありがとうございました！ (2020年4月5日 21時) (レス) id: 039decc541 (このIDを非表示/違反報告)
花 - 岸くんの素敵な人柄がそのままに出ている作品で、お話の内容も、本当に素敵で、読んでいて涙が止まりませんでした。今まで読んできた作品で1番感動しました。その作品を書いてくれて、本当にありがとうございます！ (2020年4月3日 15時) (レス) id: c9cd880fe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：muhe
| 作成日時：2018年10月11日 19時
