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cinderella_53 ページ5







後ろから抱きしめられてるから自然とスマホの画面が見えるわけで、、





きっと、文面までは見えてなかったのだろうけど・・岸、という文字が見えたのだろう。






廉「スマホしまってッ」






私の肩に顔を埋めて視界を防ぐ廉くんは見るからに情緒不安定で、、





この状況で気丈に振る舞えるなんて無理に近いだろう。





私は思わず、ポロッとその本音を廉くんに漏らしてしまった。






『私もよく分からないの・・ごめんね?』






それは、岸くんと幸せを感じれた時間は、、




本当にちょっとで、、最初だけだった。





だから今の自分が本当に幸せか?って言われたら・・自信を持ってYESとは答えられない。






『仕事あるから戻らせて?』






ゆっくり廉くんの腕に触れてそれを優しく解く。






彼の顔を見たらきっとまた傷付けることになるだろうし、、自分もどうしたらいいのか選択に迷う。







私は背を向けたままその部屋を後にした。







どうして愛されてるのに愛で返せないのだろう。







時々、そんな哲学的なことを考えて馬鹿みたいに悩んでる。






沢山の愛で満たしてあげればいいだけの話なのに、、






廉くんの声が、言葉が、、






全部自分の心の溝に沁みてくるのだ。






岸くんに抱きしめられた時よりも、






リアルに実感した廉くんの感覚。






きっと私の身体は、岸くんよりも廉くんを覚えているのだろう。






それもそういうはずなのだ。






だって私は、廉くんと結婚するはずだったのだから。







その運命から避けようとした自分は、本当に我が侭で、、いろんな人を、いろんな物を巻き込んで・・・・






挙句の果てには当の本人・・






廉くんをあそこまで傷つけてしまったのだ。







身を引いて私の幸せを優先してくれたのに、、






彼の幸せを奪っといて今の私は何なのだろう。







彼との婚約を取り止めて、何かいい方向にたどり着けているのだろうか、。







不安で不安で、実感がない分寂しくて、、








部署は違うけどガラス張りのオフィスは廊下から見渡せる。






チラッと直ぐに見つけてしまう彼のシルエット・・








けどその周りには私の知らない同僚やら先輩達に囲まれていて・・ものすごく楽しそう、。







そう、彼は私と生きる世界が違うと同時に・・







とても人望が厚かった。

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設定キーワード:岸優太 , 永瀬廉 , 平野紫耀   
作品ジャンル:タレント
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さとこ(プロフ) - ほんとにmuheさんの作品大好きです!どっちと結ばれても私は幸せです笑 (5月3日 0時) (レス) id: 2096cfbafb (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめる(プロフ) - 更新頑張ってください!!!早く岸くんみたいです笑 (4月26日 1時) (レス) id: 36d39b543c (このIDを非表示/違反報告)
岸担りりここ - 更新頑張ってください!続き気になりすぎてやばいです← (4月18日 17時) (レス) id: eb3522528a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いております!これからの展開どきどきです、、! (3月29日 15時) (レス) id: 2bc4477fb2 (このIDを非表示/違反報告)
いわたん - れんれんとも危うい方向に、、、頑張れ自分() (3月25日 15時) (レス) id: eb3522528a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:muhe | 作成日時:2018年11月10日 22時

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