loveharassment_18 ページ18
･
屋上に付けば･･
紫「Aちゃんっ！！」
紫耀くんはベンチに座りながら私に手を振ってくれる。
それに振り返しただけなのに
廉「うざ」
隣でそうボヤかれた。
何に対してもその反応じゃまるで反抗期を迎えた中二男子だよ全く。
変に反応してたら気が狂いそうで素っ気なく無視することにした。
『あれ、海人くんは？』
紫「先生に呼び出しくらったらしい」
いやいやいや、ふざけないでよ。
まだ海人くんがいたから誘いを頑張って受けたのに、、
まさかこの二人とご飯しなきゃな状況なの、？
『･･信じられない』
誰を責めるでもなく、ただただ自分と闘うしかないたった今。
さて、無傷で帰られるだろうか･･･すると
紫「Aちゃんここっ！ここおいで？」
紫耀くんがベンチの空いている隣をポンポンと手で叩く。
それに答えるように足を動かせば遮るように廉くんが前を通った。
『ちょっ、今度は何？』
そのまま紫耀くんの隣を独占するからイラッともするわけで。
廉「紫耀の隣に座ったらお前女子に妬まれるで？」
『は？』
最近、この人のせいで「は？」とか「あ？」しか言ってない。
多分、女子っけがないのは廉くんのせいだ。
きっと、いや絶対そうだ。
『だったらなんで一緒に食べなきゃいけないわけ？』
廉くんにはいつだって強気で立ち向かう。
けれども、、
紫「俺と一緒は嫌やった？」
紫耀くんの言葉に否定しか出来ない、。
思うように事が進まず綺麗につまる。
廉「お前はそこ」
「ん」と指をさされたのはベンチの目の前･･というか何も無いコンクリート。
ああ、そうですか。
廉くんがどれだけ私を女子として扱ってないのかやっとわかった気がする。
渋々、その場に座ろうとしたけど、、
相手が男子なだけあってスカートに気を使う。
けど廉くんにそれを言ったら「誰もお前のパンツなんか見ぃひんわ！！」とか言いそう。
いや、絶対に言ってくる。
言えないなぁ、と一人で頑張っていると
紫「変わる？」
紫耀くんはさすがジェントルマンだ。
言わずともそれに気付いてくれた。
だけど廉くんにまた何か言われそうで甘えられない。
『ううん、ここでいいよ？』
私が断れば紫耀くんよりも･･
廉「･･断んなや」
ボソッと呟く廉くんの方が顔を曇らせていた。
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れんれん大好き小学６年生 - やばかったです。きゅんきゅんしました。心臓やばかったです。 (2019年1月13日 0時) (
レス) id: 5a9046b055 (このIDを非表示/違反報告)
彩藍(プロフ) - 面白かったです!題名とストーリーがとても合っていて…(*´`)次作も楽しみにしてます! (2018年10月9日 19時) (レス) id: 0a70532ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - 完結おめでとうございます。拗らせ過ぎてる廉くん可愛かった…私にも小中学の時にこうゆう男子がいて…好きとは言われてないけど、今思うと私の事好きだったのか？なぁんて思い出したり笑 面白かったです。 (2018年10月9日 3時) (携帯から) (レス) id: 075c6f1d28 (このIDを非表示/違反報告)
リリ - 私、むへさんの小説が大好きです！特に廉くんが好きなので、ラブハラは嬉しすぎます！これからも頑張ってください！ (2018年9月5日 20時) (レス) id: 9bfda2b59c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：muhe
| 作成日時：2018年9月4日 12時
