loveharassment_15 ページ15
･
『おはよ』
廉「おはようちゃうし」
なんとも言えない空気感、。
なんで朝からこんな不機嫌なのか、全く皆目見当もつかない。
なんかあまり長く絡むといい事なさそうだな、と。
廉くんをサッとかわして自分の下駄箱に手を伸ばす。
･･なのに、
−−−−ガシッ、。
思いっきり腕を掴まれて下駄箱を開けようとしていた手が止まる。
ギュッと握られると、線が細い彼でもやっぱり男の人なんだなって。
こんなに力があるんだって思ってしまった。
廉「質問に答えろって」
『いや、答えるも何も･･』
ジッと見てくるからまた機嫌を損なうんじゃないかって、
なんで朝から廉くんに怯えて気を使わなきゃいけないのだろうか。
さっきまではあんなにおだやかで癒しの時間だったというのに･･
『途中でばったり会っただけだよ』
そう答えればパッと掴んでいた手を離された。
本当に読めなくて疲れるとしか表現の仕方を知らない。
廉「お前いっつも一人で来るやん」
『え』
なんでそれを知ってるのか。
一瞬深く考え込んでしまったが･･
廉「変わった事すんなってッ」
それだけを言い残すと1人で歩いていってしまった。
なんであんなに怒り気味だったのだろうか。
ジンジンと触れられていたところが病む、。
果たしてこの感覚は何なのか･･･
分かることなら知りたいと思うが、、
紫「廉っていっつもあんな感じなん？」
隣の下駄箱から顔だけチラつかせる紫耀くんにやっぱり分かる事なんて無理だと感じた。
『うん、まぁ･･当たり強いのはいつもの事かな』
紫「嫌いやろ、廉のこと」
『え』
そんなド直球に言われると耳を疑うんだけど。
仮にもあの人の友達だよね、？
そんな事聞くかな普通。
そんな紫耀くんにさすがに、うんとは言えなくて･･
『･･ちょっと苦手かも』
そんな表現をしてしまった。
紫「やっぱり？」
それに対して分かっているかのような素振りをする紫耀くん。
奥底を読んできそうでとても怖い。
例え嫌いだったとしても、図書委員である限り彼との関わりが減ることはないのだ。
紫「図書室毎日行こっかな」
『なんで？』
紫「その方がAちゃん楽やろ？廉の相手せんくて済むやん」
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れんれん大好き小学６年生 - やばかったです。きゅんきゅんしました。心臓やばかったです。 (2019年1月13日 0時) (
レス) id: 5a9046b055 (このIDを非表示/違反報告)
彩藍(プロフ) - 面白かったです!題名とストーリーがとても合っていて…(*´`)次作も楽しみにしてます! (2018年10月9日 19時) (レス) id: 0a70532ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - 完結おめでとうございます。拗らせ過ぎてる廉くん可愛かった…私にも小中学の時にこうゆう男子がいて…好きとは言われてないけど、今思うと私の事好きだったのか？なぁんて思い出したり笑 面白かったです。 (2018年10月9日 3時) (携帯から) (レス) id: 075c6f1d28 (このIDを非表示/違反報告)
リリ - 私、むへさんの小説が大好きです！特に廉くんが好きなので、ラブハラは嬉しすぎます！これからも頑張ってください！ (2018年9月5日 20時) (レス) id: 9bfda2b59c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：muhe
| 作成日時：2018年9月4日 12時
