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「A、テヒョナの終わった？」
『あ、うん！』
「バンド付けたいんだけど」
『了解です』
肩を軽く叩かれ振り向くと
さっきまで寝てたのか少し眠そうなユンギオッパ
「疲れてんだな、テヒョン」
オッパの隣の椅子で完全眠りに落ちたテヒョン
を見ながらそう声をかけられる
『オッパもでしょ、曲作り順調？』
赤いsupremeのバンドはオッパのお気に入り
軽く濡らした髪の下にバンドをつけてセットしていく
「まぁまぁ、」
今回の曲レコーディングがなかなかな
と後からつけ加えてオッパが笑う
『こんなんでいい？』
確認をとるとオッパはあぁ、と短く返事をした
それだけで充分だったのに
「セット上手くなったな、前はすごい変な髪型にされてたのに」
なんてからかってくるから
『お陰様で』
と少し嫌味っぽく返事をした
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作者名：スモーク | 作成日時：2019年3月26日 21時
