キルア君に振り向かせて見せる！！【キルア】

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こ、これはもしや！？ヒソカのトランプではありませんか！？！

裏面を見てみると文字が書いてあるのが分かった。



“いつかお茶でもしよう❤︎ ***-****-****“


『…ワーオ』

え、わんちゃん気に入られた説ある？



……




よっしゃぁぁぁ！！

いや嬉しすぎる。って事は…ヒソカと仲良くなれればイルミやクロロと会える…って事！？！？


『んふっうふ、はは』

キル「何気持ち悪い笑い方してるんだよ…って“それ”ってもしかして…」

“それ”とは多分今私が大事そうに胸に抱えているヒソカのトランプだろう。

『な、なんと！！ヒソカの愛の籠ったトランプをゲットしてしまいましたー！！』


「「「は？？」」」


あ、声デカすぎた？

そこから地獄の事情聴取が始まった。

キル「お前…ヒソカの愛人？」

キルア君に関しては良からぬ想像をして、あいつ、そんな趣味があったのかと気持ち悪そうにしている。

やだなー！！！私達は愛人以上の関係なのよ！！？(違います)

クラ「お前が…それで良いなら否定はしない」

『いや待って、クラピカも騙されてるんかい』

クラピカも騙されてるのは心外

ゴンは、ヒソカと愛人だなんてすごいね!と無邪気な笑顔を見せてくる。レオリオは若干引き気味の顔でこちらを見ている。ざけんなおっさん。

そこまでみんなして騙されてると心が痛いわ！？


その後はちゃんと愛人ではないこと、ヒソカに気に入られたかもしれないことを話した。

キル「お前って凄いのか凄くねーのか分かんねーわ」

『でも、なんで気に入られたんだろ』

そこでこのトランプをくれた張本人の方をチラッと見てみると

ヒソ「…❤︎」

嬉しそうに私を見て手を振ってきた。

いや可愛いなおい！！





キルアside

折角こっちは、Aが怪我して寝てたのを心配してやったのに、起きたかと思いきやヒソカに気に入られて嬉しそうにしてるし

本当なんなんだよあいつ

さっきから胸の辺りがモヤモヤして気持ち悪りぃ





キルアが自分の気持ちに気づくのはまだまだ先であった。

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