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ジェシー side
樹に手を引かれてトイレに行った北斗。
楽屋に残った俺らは全員ソワソワしながら2人の帰りを待ってたんだけど……
北「ほっくんおといれできたぁ！！」
ドタドタと楽屋に戻ってきた北斗は、ドアを開けるなり嬉しそうな声で今まで見たこともないくらいキラッキラな笑顔をしていた。
優「うそ！？まじ！すげぇぇじゃん！！」
大「やばっ、俺ちょっと泣きそうかも」
慎「こりゃあお祝いしないと！」
北斗の初めての一歩にみんながお祭り騒ぎ。
そりゃそうだ、我が子の成長を喜ばない親はいねぇんだから。
樹「みーんな、声でけぇって！」
「いいじゃんいいじゃん！ほくちゃんの大進歩だもん、ねー？」
北「ねーっ？」
樹「……ま、それもそうだな！」
北斗を囲んで喜びを分かち合ってたら、
俺らの声は廊下まで丸聞こえだったらしい。
後からマネージャーには怒られたけどそれも逆に思い出になったんだよ。
あの日から数年がたった今。
樹「あーっ！やられた……」
「わーお、ほくちゃぁん笑」
北「……っ、ふぇぇっ」
順調な日もあれば、そうじゃない日もあってさ、
北「うぁぁぁぁんっ」
「大丈夫大丈夫」
こんなふうに失敗する日も全然あるんだけど、
大「次頑張れば大丈夫だから、ね？」
北「んっ、がんばるっ」
「よしよし、ほくちゃんはお利口さんだ」
北斗はね、確実に前に進めてるんだよ。
「ん？どーしたの」
北「んーとねぇ、だっこ！」
樹「違うよ、俺がお菓子ダメって言ったからジェシーにおねだりしてんだろ」
「AHAHA、そゆことね」
ちょっと悪知恵がついたところも立派な成長ってことで。
昔と変わらず手のかかるBabyだけど、
そんな北斗が可愛くて仕方がないのも事実。
樹「がちダメだよ、さっき食ったでしょ」
北「むぅ！じぇちぃ……」
「樹がメイク行ったら開けてあげる」ｺｿｯ
厳しいママ役の樹に対して激甘なパパ役は4人もいるから、
北斗は想像以上にのびのび自由な子に育ってるけど、
北「ほっくんおといれある！」
「お、じゃあお菓子食べる前に行くか」
それだけ助けてもらえる場があると北斗も安心だよね。
まだまだ完璧とはいかないけど、
昔に比べると随分と成長した北斗のおトイレ事情でーした。
樹「あー、お菓子ダメって言ったのに」
「まあまあ、そんなカリカリしないの」
北「おかあり！」
樹「いい加減にしなさい！」
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れい - おもしろーい 続き気になるー (2023年4月6日 13時) (
レス) @page20 id: 66ac998ffc (このIDを非表示/違反報告)
タカコ - よかったです。 (2023年3月24日 20時) (レス) @page14 id: 0a3e6a6e27 (このIDを非表示/違反報告)
莉詩奈(プロフ) - 失礼します。オ.リ.フ.ラ立っちゃってますよ！更新頑張ってください！ (2023年3月4日 10時) (レス) id: 40cb652138 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まある | 作成日時：2023年3月3日 18時
