▼85話▲ ページ42
・
柊「お前に勝って、フェイク動画を作った“黒幕”を
暴いてやる…。」
そう言うと、甲斐(?)さんとの拳と拳の殴り合いが始まった…。
柊「攻撃のリズムがいいねぇ、流石“ダンス経験者。”」
そう言って、殴ろうとする甲斐(?)さんの腕を避けて、窓側へ押し飛ばす。
柊「お前が起こした“傷害事件”…あれはお前が景山を
使って金を稼ごうとしたんだよなぁ？」
宇「どうゆう事…？」
雪『っ…？』
先生が話しながら甲斐(?)さんを蹴り飛ばすと、教室には疑問が生まれ、騒がしくなり始めた。
甲(?)「お前は金に困ってたんだよなぁ？お前の母親は脊髄をやられて、介護生活を余儀なくされた…。
で、お前もダンスを辞めて働かないと行けなくなった…。」
雪『…！』
柊先生の話を聞いた甲斐(?)さんの友達は、そんな事
初めて聞いた。という顔をして、固まっていた…
甲(?)「ごちゃごちゃ煩えんだよ！！！」
その話を否定するように、甲斐(?)さんが柊先生を
殴ろうとするが、お腹に膝蹴りを食らって、周りに
退けてあった机になだれ込んだ…。
柊「お前は金に目が眩んで景山を廃ビルに連れて行った。
なのになんで…、裏切って彼女を助けた…。」
雪『…ッ！！！;;』
甲(?)「奴らが景山を攫おうとしたからに決まってんだろっ…！！;;」
そう言って柊先生の攻撃を受け止めると、先生の動きが鈍った…。
雪『…！！;;』
私はすぐに柊先生が鈍ったのを瞬時に理解した。
甲斐(?)さんは、柊先生が鈍った隙に壁側まで追い込み、反撃するように胸ぐらを掴んで、柊先生の顔を殴った…。
が、
すぐに先生は態勢を立て直し、甲斐(?)さんの胸ぐらを掴んで、話の続きをし始めた。
柊「…っお前は、本当に何も知らなかったのか？
薄々感づいてたんじゃないのか…？景山が、酷い目にあう事を！！
お前はそれがいいと思ったから、引き受けたんじゃないのか！」
雪『……っ…。』
私は声が出なかった…。澪奈ちゃんがそんな事になってたなんて…考えててもいなかった…。
柊「でも、急に怖気付いて景山を庇った…。」
甲(?)「っっな訳ねぇだろッ！！！」
そう叫びながら、苦しそうな顔をして先生に突進しながら、殴ろうとする甲斐(?)さん…。
柊「ならどうして景山を陥れようとした動画を撮らせた！それを撮ろうとしたのは…
“景山を攫おうとした奴ら”なんだろ？」
甲(?)「っっ！！」
柊先生がそう言った瞬間、甲斐(?)さんの動きが止まった…。
柊「目の前で、景山を攫われるのは気が引けるが、
他人がアップした動画なら、構わないと思ったんだろ…。」
next⇒
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 108人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柊&雪(作者)← - 沙月様 胃腸炎辛いっす…でも、頑張って根性で治します！！(滝汗)← (2019年2月12日 19時) (
レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者)← - レイ様 いぶゆき…自分で勝手に考えたのに結構いいな…。(←)更新頑張りますー！！ (2019年2月12日 19時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者)← - masakataにゃんこ様 はい！！更新頑張ります！！ (2019年2月12日 19時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者)← - きてぃー様 更新遅くてすみません…。頑張って話を展開させていくので、楽しみにまってて下さい！！ (2019年2月12日 19時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者)← - コ、コメントがこんなに沢山っ！！！ありがとうございます！！！胃腸炎、早く治せるように頑張ります…。(汗) (2019年2月12日 18時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2019年1月23日 1時
