▼82話▲ ページ39
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甲(?)「はあっ？;;」
雪『…前に、澪奈ちゃんが攫われそうになった時、
助けてくれたんですよね…。
澪奈ちゃんが、“攫われそうになった所を助けてくれた恩人だ”って言ってた人が、そんな…。
あんな酷い動画を作った人だなんて思えない…
から、何というか…。』
私は自信なさげに下を向いて、小声で話していると、甲斐(?)さんが立ち上がった。
甲(?)「そんなもんねェよ…大体！何も知らねぇくせにズカズカ入って来るんじゃねえよ。」
雪『…っっ〜！！だったら……
だったら、話して下さいよっ！！;;』
甲(?)「…！！」
教室から出て行こうとする甲斐(?)さんに向けて叫ぶと、甲斐(?)さんが出て行こうとする足を止めた。
雪『何も知らないから、皆んなっ…どうする事も出来ない、からっ…！！
話してくれれば、何か分かると思う…から…。』
私は途切れ途切れになりながらも、甲斐(?)さんの背中を見つめながらそう話すと、甲斐(?)さんは何も
言わずに出て行ってしまった…。
私は甲斐(?)さんを追いかけようとしたら、黒いヘアバンドを付けている女の子が嫌味ったらしく言った
？「あーぁ…甲斐のヤツこじらせちゃったよ〜…」
雪『…。』
「これで甲斐がだんまり決め込んで、この中から
10人死んだら…“アンタの所為”だからね。」
雪『っ…。』
【…あ、この目知ってる…。】
【“私がイジメられてた時に見た目だ…。”】
私は鋭い視線を向けられて、身体を震わすと、
廊下側に座っていた女の子達が言った…。
？「何もしてないのに偉そうな事言わないでよ。」
？「茅野…ちゃんの妹ちゃんはっ、アンタ達より
よっぽどこの状況を、何とかしようと頑張ってるよ！！！」
強く睨みつける高身長の女の子と、ぽっちゃりしている女の子が、涙を浮かべながらそう言った。
？「…ごめんっ！2人をっ…、ハブるような真似をしてっ…。」
？「っごめん…。」
そう言って、2人は自分が犯した行動を反省しているようだった…。
？「アンタが自分の事を反省した上で、澪奈の無念を晴らそうとしてるのなら…、私達と協力するから。」
華。と、高身長の女の子が、もう片方のぽっちゃりしている方の女の子を手招きして、決意を固めた目
で、私と宇佐美さんを見た…。
宇「未来…、華…。」
宇佐美さんはこの2人と仲が良かったのか、2人の顔を見て嬉しそうな声をあげていた…。
さ「…。」
雪『…っ！！;;』
私と宇佐美さんのその光景を、お姉ちゃんは静かに見つめていた。
見つめていたお姉ちゃんと一瞬目が合ったが、すぐにそらされてしまった…。
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柊&雪(作者)← - 沙月様 胃腸炎辛いっす…でも、頑張って根性で治します！！(滝汗)← (2019年2月12日 19時) (
レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者)← - レイ様 いぶゆき…自分で勝手に考えたのに結構いいな…。(←)更新頑張りますー！！ (2019年2月12日 19時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者)← - masakataにゃんこ様 はい！！更新頑張ります！！ (2019年2月12日 19時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者)← - きてぃー様 更新遅くてすみません…。頑張って話を展開させていくので、楽しみにまってて下さい！！ (2019年2月12日 19時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者)← - コ、コメントがこんなに沢山っ！！！ありがとうございます！！！胃腸炎、早く治せるように頑張ります…。(汗) (2019年2月12日 18時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年1月23日 1時
