▼69話▲ ページ21
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雪『…んぅ…？』
周りを見渡してみると、何処かで見たような風景が広がっていた…。
雪『(ここ、何処…？)』
ふわふわして、体が軽い…。
凄く現実味があるこの景色は、どうやら小さい頃、私がよく遊んだ近所の公園のようだった…。
「…が…ね。……。」
少しして私の前に映し出されたのは、ブランコに乗っている誰かと話している女性の姿…。
雪『っ…これ…。』
すると女性は、私の方を振り返った…。
雪『っ待って…！！貴方はっ…！！！』
続きを言おうとすると、私の目に白い光が差し込んだ…。
-準備室-
雪『…っ！！』
ハッとして目が覚めると、見慣れた白い天井が視界に映った…。
柊「…起きた？」
私が勢いよく飛び起きた所為か、柊先生は椅子に座りながら、驚いた表情をしていた。
柊「突然飛び起きたからびっくりしたよ。」
雪『…すみ、ません…。』
私は下を向いて謝ると、柊先生は椅子から立ち上がって、私に近づいてきた…。
柊「凄い汗かいてる…。」
先生は私の額から垂れていた汗を拭き取った。
雪『…！！すっ、すみません！！私ベタベタすると思うので離れます…！;;』
私は、さっきの“授業の事”もあるからか、まともに先生の顔が見れなかった…。
私は焦って先生から離れようとしたが、立とうとした瞬間に、頭に鋭い痛みが走った…。
その途端に、足から崩れるように力が抜けていった…。
柊「…はぁっ…この前も、同じような事あった気がするんだけど…。」
雪『…っ』
力が抜けて床に倒れそうになったら、柊先生が支えてくれた…。
体に力が入らない私は、離れるどころか柊先生に
お姫様抱っこされて、ソファーまで私を運んだ…。
雪『…。//(おひめさま、だっこ…。頭クラクラして
仕方ないのに、もっとクラクラさせないでよ…。)』
口が裂けてもそんな事言えない…。と思いながら、
私はまた、ソファーに寝っ転がった…。
柊「…まだ、頭痛いのか？」
雪『…。』
柊先生が私に質問している間、ふかふかするソファーの生地には、私の汗がポタポタ落ちていた。
雪『(そういえば、柊先生…、さっき教室で呼んだ里見さん達は…本当に…。)』
“ー本当に、殺してしまったのだろうか…。ー”
そう考えると、身体に“恐怖”でさらに、寒気が走った…。
柊「…雪。ちょっと聞きたい事があるんだけど…」
雪『…？』
柊「…パソコンに入ってる、“ある動画”なんだが…」
柊「お前…、
“見たか？”」
雪『…ッ！！！;;』
柊先生は下を向いていて、表情が見えなかった…。
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柊&雪(作者)← - 沙月様 胃腸炎辛いっす…でも、頑張って根性で治します！！(滝汗)← (2019年2月12日 19時) (
レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者)← - レイ様 いぶゆき…自分で勝手に考えたのに結構いいな…。(←)更新頑張りますー！！ (2019年2月12日 19時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者)← - masakataにゃんこ様 はい！！更新頑張ります！！ (2019年2月12日 19時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者)← - きてぃー様 更新遅くてすみません…。頑張って話を展開させていくので、楽しみにまってて下さい！！ (2019年2月12日 19時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者)← - コ、コメントがこんなに沢山っ！！！ありがとうございます！！！胃腸炎、早く治せるように頑張ります…。(汗) (2019年2月12日 18時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年1月23日 1時
