▼62話▲ ページ14
・
-夜-
「「「ガラッ…」」」
柊「…さて、もう少しで時間になる…。」
柊「僅かな可能性に賭けて…、刑事さんに話を聞こうじゃないか。」
雪『…。』
冷たい表情を浮かべながら、朝話していた刑事さんへ携帯越しから話を振る…。
柊「…で、刑事さん。フェイク動画を撮影した人は、誰ですか…？」
《えー、お前が言ってた“フェイク動画の撮影者”、
最後まで悩んだんだが…。
“里見海斗”と“熊沢花恋”がどうも怪しい。》
2人の名前が出た瞬間、周りの目は2人に向いた。
熊(?)「はぁっ…？」
里(?)「…。」
《動画の撮影者の服の袖に、オレンジ色のシミが付着していた…。》
柊「オレンジ色の…あぁ、確かにオレンジ色のシミが付いていますね…。」
《そこで、2人に大会当日に食べた物を聞いてもらった…。》
柊「ほう…。」
興味深そうに聞く柊先生は、僅かに笑みを含んでいた…。
雪『…？(“大会当日に食べた物…？”)』
私は先生のケータイから流れる刑事さんの声と共に、頭をフル回転させながら、私も静かに考えていた…。
《質問に答えて貰った時、里見は“トマトジュース”を飲んだと答えた…。》
柊「ほ〜…確かに、トマトジュースを零した後に、水で洗えば、オレンジ色のシミが付きそうですね〜。」
《そして熊沢は…、》
熊(?)「ちょっと待ってよ…アタシじゃない…。
アタシじゃないッ！！！」
自分への“プレッシャー”に耐えきれなかったのか、
熊沢(?)さんは、刑事さんが言おうとした言葉を遮った…。
熊(?)「大会当日は“ゼリーしか食べてない”って言ったでしょ…。」
柊「…あっ、ごめん！熊沢！先生、
“間違えちゃったぁ〜。”」
そう言って笑う先生を見て、私も横で一緒に推理してたお姉ちゃんも、驚いて硬直した。
雪『…ぇ…』
さ「は…？;;」
すると、先生のスピーカーになっているケータイから、刑事さんの焦るような声が漏れた…。
《おいおいおい、どういうことだ！》
柊「…刑事さん…。貴方は、
“僕を信用しすぎた…。”」
柊「知りませんか？マインドボイスは、他人との会話を、“閲覧する事が出来るんですよ？”」
雪『…！！;;』
私は閲覧出来ると聞いた途端、私はハッとなり、
気がついた…。
雪『(閲覧出来るってことは…、サバゲーとかネトゲと同じ仕組みだ…！！;;)』
私がやってるゲームは、PCやTVゲーム関係なく、
コメントを書く事が出来たり、またはフレンドだったりすれば、相手のプレイを見ることが出来る。
雪『(先生が言ってた意味…。もしかして、
そういうこと…？)』
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柊&雪(作者)← - 沙月様 胃腸炎辛いっす…でも、頑張って根性で治します！！(滝汗)← (2019年2月12日 19時) (
レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者)← - レイ様 いぶゆき…自分で勝手に考えたのに結構いいな…。(←)更新頑張りますー！！ (2019年2月12日 19時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者)← - masakataにゃんこ様 はい！！更新頑張ります！！ (2019年2月12日 19時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者)← - きてぃー様 更新遅くてすみません…。頑張って話を展開させていくので、楽しみにまってて下さい！！ (2019年2月12日 19時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者)← - コ、コメントがこんなに沢山っ！！！ありがとうございます！！！胃腸炎、早く治せるように頑張ります…。(汗) (2019年2月12日 18時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年1月23日 1時
