▼49話▲ ページ1
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諏訪(?)さんがそう叫んだ後、宇佐美(?)さんが苦しそうな表情をして下を向いていた…。
「お願いだってばぁ！！！」
「早く名乗ってよ！！」
「お願いします！！俺をっ、俺らを救って下さい！」
教室全体に助けての声が飛び交う…。
宇(?)「…っ……。」
横目で宇佐美さんを見てみると、どんどん辛そうな表情へ変わっていく…。
雪『…っ』
ついに見ていられなくなった私は、口を開いた。
雪『私、です…。
私ですッッッ…！！！！』
あまり出さない大きな声を、昨日と同じように出した…。
雪『…私がっ…、やりました…。』
宇佐美(?)さんは、私のとった行動を見て目を開いていた…。
柊「…雪。お前がこの投稿をしたのか。」
雪『っ……は、い…。』
さ「…っ！？;;」
私と手を繋いでるお姉ちゃんも、私のとった行動に驚いているのか、横にいる私を見て繋いでいた手の力を強めた…。
柊「……。
【景山 死ね】
【アイツの苦しむ姿を見ていると“興奮”する】
【景山笑うな キモい】
【あの女をめちゃめちゃにしてやりたい】
【景山なんて生まれて…」
雪『私だって言ってるじゃないですかっ！！！』
柊先生が酷い投稿の文を読み上げるが、私は宇佐美(?)さんを庇う為に大きな声を出した…。
いや、宇佐美(?)さんだけじゃない…お姉ちゃんや他の奴らの為でもある…。
雪『(私がここで皆んなの代わり“死ね”ば…少しでも
このクラスの為になる…。
まず私は…、”このクラスの人間じゃない…。”
お姉ちゃんと学校で四六時中一緒にいた訳でもないし…今考えれば、私が澪奈ちゃんの一体、何を知ってたっていうの…？
…始まりは、お姉ちゃんと一緒に過ごすようになった、澪奈ちゃんに勝手にヤキモチを妬いて…。
そうしたらいつの間にか、付きまとってた側の私に、澪奈ちゃんが手を差し伸べてくれて…。)』
雪『(ああ、本当に私……。
“バカ”だなぁ…。)』
私は、もう何も考えられない頭をシャットアウトし、死ぬ覚悟をして下を向いた…。
柊「じゃあ雪、パスワードは？」
雪『……え？』
柊先生は自分のケータイを操作しながら、そう言った。
柊「SNSに登録したパスワードだよ。
それがなきゃ、アクセス出来ない。」
雪『…！！』
柊先生はマインドボイスのパスワード画面を見せて、淡々と話した…。
雪『っ……。』
マインドボイスをやっていない私は、パスワードもへったくれもない。
私は下を向いて、どう誤魔化そうか迷っていたら…
「バッカみたい…。」
黒板側から、諦めたような乾いた声が響いた…。
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柊&雪(作者)← - 沙月様 胃腸炎辛いっす…でも、頑張って根性で治します！！(滝汗)← (2019年2月12日 19時) (
レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者)← - レイ様 いぶゆき…自分で勝手に考えたのに結構いいな…。(←)更新頑張りますー！！ (2019年2月12日 19時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者)← - masakataにゃんこ様 はい！！更新頑張ります！！ (2019年2月12日 19時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者)← - きてぃー様 更新遅くてすみません…。頑張って話を展開させていくので、楽しみにまってて下さい！！ (2019年2月12日 19時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者)← - コ、コメントがこんなに沢山っ！！！ありがとうございます！！！胃腸炎、早く治せるように頑張ります…。(汗) (2019年2月12日 18時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年1月23日 1時
