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▼8話▲ ページ9




柊「…。一応の事で、中身を確認させてもらう。」

そう言って、柊先生は私のケータイとポーチを回収した。

柊「…確認し終わったら返すから。」((小声

雪『…!』

私の耳元で、小声でそう言った先生は、袋を教室の端に置いて教卓の前に立った。


柊「君達が人質になったのには理由がある。」


-キーンコーンカーンコーン…。-


するとタイミング良く、1時間目(?)の予鈴が校内に鳴り響いた…。


柊「…はい、きりーつ!


はい、起立だよ。きーりーつ!」

先生が挨拶の指示を出しても、クラスの皆んなは
全く立たない。

そして、机から立たない私達に向けて、教卓を
バンバン叩く柊先生。


すると…、腕を捲り、左腕につけている黒い腕時計(?)を皆んなに見せると、次々と生徒が立ち上がった。

雪『…?;;(何で、突然…。)』

不思議に思って、私は周りを見渡していると、
先生が号令をかけた。


柊「これから、“俺の授業”を始める。礼。」


私はお姉ちゃんと一緒に、横で頭を下げたが、周りで、頭を下げている人はあまりいなかった…。

柊「…これから“俺の授業”を始める。…礼。」

もう一回号令をかけた先生は、また左腕を捲って
黒い腕時計(?)を触ろうとした。

すると今度は、ちゃんと先生の指示に聞いて、クラスの皆んなは頭を下げた。

私も周りに合わせて、もう一回頭を下げた。


雪『(…多分、先生の左腕に付けているのは、さっきみたいな爆弾とかのスイッチ…なのかな…。)』

雪『(お姉ちゃんとか、皆んなの顔の表情から見るからに、多分それで…合ってるっぽい、かも…。)』

私は、引きこもってずっとやっていた、サスペンスゲームの事を思い出しながら、周りを観察していた。


柊「どうしてこのクラスは…“人質”になったのか…。」


雪『…ぇ…?』

さ「…。」

私は、“人質”とかなんとか言っている意味が、
よく分からずに、お姉ちゃんの顔をちらっと見て、私は先生に質問しようとした。

雪『…ぁ、あの…それって、どうゆu』


「「「パシッ」」」


雪『っ?;;』


だが、隣でお姉ちゃんが、立とうとした私の両腕を強く掴んだ。

私は、必死に両腕を掴むお姉ちゃんの複雑な表情を見て、私は先生に質問するのを辞めた…。


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柊&雪(作者←) - 白桜姫様 ありがとうございます!!(´∀`*) (2019年1月16日 17時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 面白かったです!^ ^ (2019年1月16日 0時) (レス) id: 65e85aeb0b (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者←) - 琴様 …。すみません抜けてましたッッ!!!(大汗)←(深夜投稿者の悪い癖←) (2019年1月10日 22時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 初コメ失礼します。多分なのですが、8話抜けてませんか? (2019年1月10日 21時) (レス) id: 88fe99195c (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者←) - 蘭月様 態々コメントありがとうございます!!頑張って話作りますっ!!(`・ω・´) (2019年1月7日 23時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2019年1月7日 17時

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