▼4話▲ ページ5
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柊「…そうか。」
柊先生は、私の答えを聞いた後、私の頭を優しく撫でてきた。
雪『…んぅ…。』
撫でられている間、気持ちいいなぁ…。なんて呑気
に考えていると、柊先生は私に言ってきた。
柊「…雪、そう思える君は……。
“白”だ。」
雪『…?“し、ろ…?”』
その意味深な言葉に、私は耳を傾けた…。
柊「…世の中には、そう思わない人間もいる。
自分の事より、相手の事を心配出来るお前は、
優しさの塊だ。」
雪『…。』
柊「…でも、そのお前の優しさに漬け込む、悪い奴もいる。
…だからっ…。」
-キーンコーンカーンコーン…-
先生が話続けようとしたら、HRの予鈴が鳴った…。
雪『…ぁ……先生、私、教室…行かなきゃ…。;;
せ、先生、し…失礼、しました…。』
私は少し焦りながら、柊先生に挨拶をすると…。
柊「…うん。荷物、ありがとね。」
雪『((ペコッ))』
柊先生は、私を見てお礼を言い、私は頭をペコっと
下げて、私は美術準備室を後にした…。
だけど、私は知らない。
柊「……ふふっ…っはぁ〜…。…本当、
“可愛いなぁ…♪”」
柊先生が、そう呟いているなんて…。
-3-B教室-
武「茅野、この頃毎日遅刻してるけど、大丈夫か?」
雪『…は、い…。』
武「いつも『はい』ばっかだけど、本当にちゃんと分かってるんだろうな?」
雪『((コクン…。))』
しつこい武智先生に適当に頷く私。
武「…はぁ…もうすぐ卒業だからって、気が抜けてるんじゃないか?最後まで気を抜かずにきちんt((省略」
…………。話…、長い…。(嫌な顔)←
雪『(…柊先生のクラスが良かったな…。お姉ちゃんも、一緒だし…。)』
武「…〜だからな!!分かったら、席に着きなさい。」
長い武智先生の話が終わり、席に着こうとした瞬間…。
雪『うっ…。;;』
毎朝恒例行事の、目眩と気持ち悪さが襲ってきた。
私のこの症状は、ストレスからきているらしいけど
病院の先生によると、ストレスが溜まったり、激しい運動をしたりするとこうなるらしい…。
因みに、この症状は小4年からずっと続いてる。
雪『(…あ、そういえば朝、“お薬”飲んでなかった…。)』
私はそれを思い出して、武智先生に話しに行った。
雪『…せ、んせい。私、気持ち悪く…なってしまったので、トイレ…行ってきます…。』
武「…またか。…分かった。行ってきていいぞ。」
武智先生は、私の顔を見るなり、嫌そうな顔をして
私に許可を出した…。
雪『…ありがとう、ございます…。』
私はフラフラしながら、教室を出た。
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柊&雪(作者←) - 白桜姫様 ありがとうございます!!(´∀`*) (2019年1月16日 17時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 面白かったです!^ ^ (2019年1月16日 0時) (レス) id: 65e85aeb0b (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者←) - 琴様 …。すみません抜けてましたッッ!!!(大汗)←(深夜投稿者の悪い癖←) (2019年1月10日 22時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
琴(プロフ) - 初コメ失礼します。多分なのですが、8話抜けてませんか? (2019年1月10日 21時) (レス) id: 88fe99195c (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者←) - 蘭月様 態々コメントありがとうございます!!頑張って話作りますっ!!(`・ω・´) (2019年1月7日 23時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2019年1月7日 17時